新監督との契約は2016年まで
ミランは9日、クラレンス・セードルフ監督(38)の解任、また後任指揮官をフィリポ・インザーギ氏(40)が務めることを発表した。ミランは公式HPで次のような声明を伝えている。
「ミランはC・セードルフ監督を解任し、2016年6月30日までF・インザーギにファーストチームを任せることを発表します」
ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長は6日に、「セードルフはすでに過去」「インザーギは勝利に飢えている」と発言するなど、今回の監督交代を既成事実として取り扱っていた。
セードルフ監督はボタフォゴでプレーしていた今年1月、成績不振に喘いでいた古巣ミランからのオファーを受け、現役を引退して同クラブの指揮官に就任。しかしながらミランを立ち直らせることはかなわず、セリエAを8位で終えていた。一方インザーギ氏は2001年から2012年まで選手としてミランに在籍し、同クラブで現役引退。その直後からミラン下部組織のコーチングスタッフを務めていた。