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児童文学作家 古田足日さん死去6月9日 14時40分
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「おしいれのぼうけん」や「ロボット・カミイ」などの作品で知られる児童文学作家で評論家の古田足日さんが8日、心不全のため東京都内の自宅で亡くなりました。
86歳でした。
古田足日さんは愛媛県出身で、学生時代から童話の評論を始めました。
昭和36年に「ぬすまれた町」で本格的に児童文学作家として活動を始め、昭和42年に「宿題ひきうけ株式会社」で日本児童文学者協会の新人賞を受賞しました。
その後も「ロボット・カミイ」や「大きな1年生と小さな2年生」、「おしいれのぼうけん」など、子どもの心理を巧みに捉えた作品を次々と発表し、日本を代表する児童文学作家として知られました。
平成9年から平成14年まで日本児童文学者協会の会長を務めたほか、80歳を超えてからも3年前に著書「現代児童文学を問い続けて」を発表するなど、評論活動を続けていましたが、8日未明、心不全のため亡くなりました。
通夜は今月14日、告別式は今月15日で、ともに東京・府中市内の斎場で営まれることになっています。
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