はじめに
■自己紹介
最近、トライアスロンにはまってる働きながらの世界弾丸トラベラー伊藤良太です。
ホノルルトライアスロン完走に向けて、なかなか良いサイトがなかったので、記事を書いてみました。
2015年ホノルルトライアスロン完走の少しでもお力になれば嬉しいです。
■トライアスロンとは?
トライアスロンとは、Swin、Bike、Runをこの順番で行う競技のことを意味します。僕が完走した競技距離はオリンピックディスタンスです。
総競技距離は51.5km。
内訳はSwim:1.5km、Bike:40km、Run:10kmとなっています。
トライアスロン人口のほとんどがオリンピックディスタンスでの参加者です。
1/7:エントリー
■デビュー戦におすすめのレースとは?
僕がデビュー戦のレースを選んだ基準は「初心者でも無理せず、楽しく完走できるレースかどうか?」その一点のみでした。
そこで、僕がデビュー戦として選んだレースはホノルルトライアスロン。
Swimは波がほとんど立たない砂浜に近い場所を泳ぎ、Bike、Runは、ほぼ平地を走ることができ、ホノルル特有の湿気のないカラッとした気候で、最後のRUNでは、海を眺めながら気持ちよくフィニッシュを決めることができるのです。
■全てはエントリーすることから始まる
次回ホノルルトライアスロンは2015年5月31日(日)に開催される予定です。
エントリーは2014年8月1日(金)からホノルルトライアスロン公式サイトにてエントリーが可能です。
何事も決めることから始まります。
思い立ったら、即エントリーしましょう。
きっと来年の今頃には笑顔でホノルルトライアスロン完走のメダルを手にしていることでしょう。
2/7:トレーニングジムの選定
レースにエントリーしたら、次はいよいよ完走に向け、練習スタートです。
ここで僕が特に大切にしたのは、ジムとチーム選びです。
レースまでの約6ヶ月間、ケガをすることなく、効率的に練習ができる環境を整えたのです。
■ジム選びについて
ここでは僕が6ヶ月間お世話になったジムをご紹介致します。
都内どこでも雨の日でも安定してトレーニングができるように、TIPNESSのクロスレギュラープラス会員に入会しました。
この会員は優秀で、関東エリアのTIPNSS全店を自由に利用できるのです。
僕は仕事のお昼休みや急に時間ができた時に近くのティップネスに通っています。
有料で運動着やシューズ、タオルのレンタルも可能なので、荷物を何も持たなくてもカラダを鍛えることができます。
ホノルルトライアスロンを余裕をもって完走するための筋力を養うために最適な加圧ジムです。
僕は週に1回だけしか筋トレをしていませんでした。
にも関わらず、加圧筋トレを行う事で、レースを完走するためのベースとなる筋力を限られた時間で養うことができたのです。
加圧の筋トレはケガに強いカラダ、アンチエイジングにも効果があるのでおすすめです。
最近では、マドンナ、レディーガガが加圧筋トレをしていることが明らかになりました。
このジムのトレーナーは、僕がお世話になっている伊藤コーチをはじめ、主にRUNをテーマに日本を背負っていたトレーナーが揃っています。
そのため、RUNのタイムを大幅に縮めているお客様が続出しています。
カチンコチンのカラダを柔軟性のあるカラダに変えてくれたジムです。
柔軟性をつけることで、カラダの可動領域を広がり、ケガの予防、運動のパフォーマンス向上につながります。
ここのジムの売りは、「どSストレッチ!!」。
どんなに固いカラダも、どSなストレッチで柔軟性あるカラダに変えてくれます。
あと、ランニング講座も開催しており、ケガのしにくい、機能的な走り方を教えてもらうことができます。
僕は一時、月に270km近く練習で走ることがあり、走り方が悪かったせいか、膝を壊しかけていました。
しかし、ここのジムの前田コーチから膝に負荷がかかりづらい走り方を教えてもらえ、膝を壊すことなく、余裕でレースを完走できたのです。
僕の一番の課題であったのは、SWIMでした。
25mクロールで泳ぐのがやっとの状態で、海を泳ぐなんて、到底遠い夢でした。
大人になって、子供と一緒にレッスンを受けるのも恥ずかしいなと悩んでいたところ、本田直之さんの著書のカラダマネジメントという一冊の本がきっかけで、大人でも恥じることなく、最速で泳ぎをマスターできる場所を発見することができました。
ここに通えば、たった4回のレッスンで、まるでイルカのように楽に泳げるようになるのです。
泳ぎが無理だから、トライアスロンを諦めるなんて、そんな必要ありません。
夏場は予約が立て込むので、早めに予約をすることをおすすめします。
ハードにカラダを追いこんで、カラダがボロボロになりそうになった時にお世話になりました。
目標に突き進むアスリートにあなたのコンディショニングを完全サポートしてくれます。
一度体験してもらえば分かるのですが、マッサージ後のカラダの軽さは尋常じゃありません。
スタッフの心意気も素敵で少々時間をオーバーしても、納得のいくカラダの状態になるまで、マッサージをしてくれます。
僕はここでは、渡辺さんと深瀬さんにお世話になりました。
3/7:練習時間の確保
週に最低5時間運動する時間を確保していました。
朝早く起きて、出社前に30分RUNしたり、お昼休みに軽く近くのジムで泳いだり、自転車を通勤に使うなど、時間をうまくやりくりすれば、トレーニング時間を確保できます。
ここからここまでは練習の時間とスケジュールの中に練習のための時間を確保しましょう。
僕はたった6ヶ月の練習で、「デビュー戦で頑張ったね」の基準である3時間で完走することができました。
4/7:体重と練習成果をソーシャルで毎日つぶやく
有言実行、誰かに宣言し続けることで、強制定期に続ける環境を作りましょう。
僕の場合、日ごとに体重とSWIM、BIKE、RUNのカテゴリ別に走行距離とスピードをfacebook上でシェアしていました。
いいねや応援コメントは継続のためのモチベーションアップにとても有効でした。
5/7:チームに所属
1人では、辛い練習もなかなか続かないと思い、ビジネスアスリートチームDOUBLE SURVIVORに所属しました。
ガチ系のビジネスアスリートが集まっているだけあって、皆、僕よりも仕事も、スポーツもできる人ばかり。
そんな環境に身を置いたおかげで、レース完走までに何をすれば良いか、適切なアドバスを頂くことができました。
今回のホノルルトライアスロンはチームの中では僕だけ単独の参加でしたが、現地の打ち上げで、チームメンバ同士で集まって、ワイワイ、レース完走の余韻に浸るのもトライアスロンの楽しさの1つかも知れません。
DOUBLE SURVIVOR以外にもATHLONIAトライアスロンアカデミー、青山トライアスロンクラブ、C-Tridentなど、チームはいくつもあります。
練習会などに参加して、自分に合うチームを選ぶのも良し、自分たちでチームをつくるのも面白いですよ。
6/7:食生活の改善
そんな要望に応えるのがロッキー馬力屋です。
実は馬肉はアスリートにとって、最適なお肉なのです。
脂肪分はわずか牛の約5分の1で、カロリーは牛肉、豚肉の約半分、たんぱく質は2倍以上含まれるのです。
しかも、100gあたり110kcalと鶏のササミと同じくらいの低カロリーなんです。
お店によっては、独特の臭みがあたり、鮮度が落ちて美味しくないことが多いのですが、ここの馬肉は僕が牛豚鶏と比べても、都内でTOP3に入るくらいの美味しさを誇ります。
美味しく、しかも低カロリー、高たんぱく質。
トライアスリートに胸を張っておすすめできるお店です。
最近、ランチで馬肉カレーを開始!!
渋谷界隈の方は是非、食べに行って下さいね。
牡蠣を安全、美味しく食べることができるお店。
それがオストレアです。
「牡蠣 = あたる」というイメージがありますが、ここは衛生面にとことんこだわって、世界中の牡蠣を美味しく調理してくれます。
牡蠣はたんぱく質が約11%含まれるのに対し、脂肪はたった3%。
5粒(約100g)食べると、一日の必要なたんぱく質の約1/5をとることができます。
また牡蠣は亜鉛を多く含む食べ物の1つです。
亜鉛は免疫力を高めるのに欠かせない栄養素です。
僕はトレーニングでカラダが弱りかけな時によく牡蠣を食べていました。
馬肉と同様、牡蠣もまたトライアスリート食なのです。
ちなみにお店は銀座、新橋、六本木、恵比寿、赤坂見附にあります。
僕の場合、料理をつくる時間をなかなか確保できなかったため、大戸屋でバランスの摂れた食事をとっていました。
大戸屋は栄養バランスを考えたメニューが多く、大変重宝しました。
基本、揚げ物はなしで、まず野菜から食べ、後はよく噛んでご飯を食べていました。
炭水化物をとり過ぎると、太ってしまうので、ご飯は少なめ、五穀米、肉、魚中心で僕は注文していました。
自炊
外食ばかりではさすがに出費が嵩むので、自炊を手間がかからない程度に行いました。
基本食べていたのは無農薬の玄米、納豆、お湯で湯がいた肉、野菜サラダでした。
玄米にデトックス効果があることは有名ですが、それ意外にも玄米に含まれるビタミンB1は炭水化物をエネルギーに変えることができ、疲労回復にも効果があるのです。
玄米を自炊に取り入れることで、健康的に体重を落すことができています。
ちなみに僕の愛用の玄米はなでしこ健康生活の残留農薬0、化学肥料を一切使用せず、有機肥料と微生物の力で育てた生きてる玄米です。
プロテイン
なるべく自然のもので筋肉をつけたいもですが、どうしてもトレーニングがハードな時は、壊した筋肉を回復させるべく、プロテインを飲んでいました。タイミングはトレーニング後と寝る前の2回。
トレーニングが終わった直後は壊れた筋肉が早く栄養を欲するため、その時にプロテインを飲んで栄養を補給してあげると、その栄養を筋肉が吸収し、トレーニングした分、筋肉がしっかり成長してくれるのです。また、寝ている間に筋肉は効率的に修復されるため、寝る前にプロテインを摂取することもカラダ作りのために重要です。
ちなみに僕の愛用のプロテインはHALEOのCHASEです。
味が美味しく、多少高くても評判の良いプロテインを飲んでいました。
7/7:トライアスロングッズの購入
バイク
トライアスロンと言えば、30万円近いバイク購入と思いきや、ホノルルの場合現地で1泊2日$190からレンタル可能です。
僕は日本でトライアスロンバイクをなるしまフレンド神宮店で購入したのですが、必ずしも買う必要はありません。
根拠のない理由でバイク練習も本番でどうにかなるだろうと思い、レースまで30kmも練習はしていませんでした。
それでもホノルルはアップダウンがほとんどないので、余裕を持って完走できました。
ホノルルトライアスロンの時期はJALを使えば、無料で自転車を飛行機に乗せてくれるので、輸送費の心配はなしです。
自転車を自宅から空港まで運ぶのも出発の1週間前までにAMEXなどクレジットカード会社の付帯サービスを利用すれば、無料配送できます。
ただ、自転車を梱包するケースを別途購入する必要はありです。
僕が愛用している自転車はSPECIALIZEDのフルカーボンモデル、梱包ケースはSCICON AEROCOMFORT PLUSです。
ウェットスーツ
レース完走における僕の最大の不安は海を泳ぐことでした。
海で泳ぐ途中で溺れたらどうしよう・・・。
そんな言葉がウェットスーツを購入するまで頭の中をぐるぐる回っていました。
でも、ウェットスーツを着て海を泳いでみたら、そんな不安はどこかえ消えてしまいました。
海の塩分と、ウェットの浮力で溺れることなんて、ほぼなし。
何もしなくても浮くんですから。
ホノルルトライアスロンの場合、水温が25.6Cを下回った時はウェットスーツを着ることが許可されます。
水温が25.6Cを上回った場合でも入賞ができないだけで、ホノルルトライアスロン完走の称号は得ることができるのでご心配なく。
僕が使用しているウェットスーツはメイストームです。
オンライン寸法を入力すれば、自宅に届くシステム。
とても素材が柔らかく、動きやすく満足してします。
しかし、2014年4月30日にお店が閉店しました。
ネットで調べてみると、オンラインでトライアスロン用のオーダーウェットスーツを購入できるのはアートスポーツ、シロモト、アスリートカンパニー、アスロニアが検索でヒットしました。
トライアスロンバック
レース当日、会場にはトライアスロンバックを1つ持ち込むことが可能です。
当日のレースに必要なものを全て詰め込むのに必要なので、レース前には購入しておきましょう。
僕が使用しているトライアスロンバックはZOOTのPerformance Transition Bagです。
シューズをリュックサックの下、別口に収納できるところがお気に入りです。
シューズ
シューズに関しては、そこまでこだわりなく、自分の足に合うランニングシューズを使用しました。
ただ、レース出場して思ったのが、靴下が必要で、紐がついている靴は、BIKEからRUNに移行する際に、余分な時間を費やしてしまいます。
そのため、はだしで履くことができ、紐がついていない靴をレース用に購入しておくことをおすすめします。
トライアスロンでは、ZOOTのシューズが有名です。
トライアスロンウォッチ
ゴールまでの距離とレース中の自分のペースを知る上で、トライアスロンウォッチを購入しておくことをおすすめします。
そうすることで、後半のために力を緩めたり、逆に追い込んだりすることができるのです。
僕が愛用のトライアスロンウォッチは、GARMINのForeAthlete910XTJです。
これ1台あれば、レースは何も困りません。
スポーツサングラス
レース中の大敵の1つそれは日差し。
BIKE、RUNで日差しを避けるために、 OAKLEYのスポーツサングラスを現地で購入しました。
軽く、ズレないため、快適にこのおかげで快適にレースを完走することができました。
自分オリジナルのイケテルサングラスを作ることができるのもポイントです。
補給食
オリンピックディスタンス(51.5km)を完走すると、約1400kcalと炎天下のRUNは毎時体重の3%の水分(体重60kgだった場合、1.8ℓ)が消費されます。
そのため、栄養補給はこま目に行うことが大切です。
僕の場合、チューブ式のゼーリーを約40分間隔ごとに補給して、水分は喉が乾く前にこま目に補給していました。
水分摂取はいきなり摂取してもカラダに行き渡らないので、前日から水分を多めにとっておくことをおすすめします。
他にSWIMでは、キャップ(大会で無料配布)、ゴーグル、BIKEでは、ヘルメット、バイクシューズ、パンク直し、携帯空気と空気入れ器具、水分補給用のボトル、サングラス、ゼッケンベルトが必要となります。
最後に
何事も決めることから全てはスタートします。
思い立ったら、今この瞬間にエントリーすることが大切です。
ホノルルトライアスロンを完走して気づいたのですが、トライアスロンは僕にカラダの健康だけじゃなく、どんなことにも諦めない精神力、「完走」という1つの目標に向かって、共に協力し合い、喜びを分かち合う仲間をくれました。
競技者も子供からおじいちゃん、おばあちゃんまでと、生涯を通して続けることができます。
この記事をきっかけにあなたもトライアスリートという扉を開いてみませんか?
エントリーはコチラから可能です。