★竹林はるか遠くのヨーコさんと朝鮮半島で同級生だった川西の女性から
川西市の川西能勢口で拉致・特定失踪者の街頭啓発活動を
ひとりで活動している時に
私が掲示している、拉致・特定失踪者の状況を伝えるポスターや
掲示物を眺めながら私の街頭演説を聞いて下さるご高齢の女性が
おられました。
「拉致被害者、本当に一刻も早く帰国ができますように願います」と
話かけてこられて
「朝鮮の軍人は、本当に恐ろしかったのよ」とおっしゃるので
詳しくお話を聞くと
「私は 竹林はるか遠く のヨーコさんと同級生で、朝鮮の羅南で同じ学校でしたの。 私の一家はヨーコさんのご一家よりもひとあし早く、
引き揚げたのです。」
当時の引き揚げは本当に悲惨なご経験だったそうです。
朝鮮軍、共産軍の恐ろしさを知っておられ
そのようなご苦労をなさった女性だからこそ
心から、拉致被害者、特定失踪者の悲惨で残酷な運命に思いを
寄せられておられるのだと思いました。
北朝鮮が誠意を見せるような国ではない事は確かです。
けれども、ほんのわずかでも、人としての心があるなら
拉致被害者、特定失踪者全員をかえしてほしい。
以下は、「竹林はるか遠く」のあらすじです。
引き揚げのつらい御体験を書かれた小説で、アメリカでは
朝鮮人の反対運動などがおきたことで有名です。
まったく同世代の女優の小林千登勢さんが戦中戦後の体験を書いた
「お星さまのレール」という本にも朝鮮半島での悲惨な
ご経験、10才で朝鮮人にレイプされた事が書かれています。
日本の子供たちは、このような真実を教えられず
日本だけが悪い事をしたかのように教えられるのです。
真実を知らないのです
「竹林はるか遠く」
川嶋一家5人は朝鮮半島東北部の町・羅南(らなん)で、戦時下ではあるが、それなりに平和に暮らしていた。1945年(昭和20年)のある日(4月以降)、擁子(ようこ)と好(こう)は慰問に訪れた軍病院で、負傷兵松村(まつむら)伍長と知り合う。数週間後、松村(まつむら)伍長は川嶋家をお礼に訪れ、その後もたびたび訪れ、川嶋一家と親密となる。この頃、朝鮮半島北部にもB-29が爆撃に時々現れ、また、日本敗北の気配を読み取って、半島内に反日朝鮮人共産主義同盟、朝鮮共産党軍が組織されつつあった。
1945年(昭和20年)7月29日深夜、松村(まつむら)伍長がソ連軍が侵攻してくることを一家に伝え、すぐに町を脱出することを勧める。父と淑世(ひでよ)は不在だったが、ソ連軍は既に近くに迫っており、2人に連絡する時間はもはやなく、書置きを残して、母と擁子(ようこ)と好(こう)の三人は最低限の荷物と財産を持って、松村(まつむら)伍長の勧めどおり赤十字列車に乗って羅南(らなん)を脱出した。列車はその後京城(けいじょう)まで70キロの地点で爆撃に遭い、機関車が破壊されたので、三人は列車を降り、徒歩にて京城(けいじょう)を目指す。しかし半島内は既に、ソ連軍と呼応した共産軍の兵士によって、北から南へ逃走中の日本人は片っ端から殺害され、日本人の遺体は金歯を引き抜かれ身ぐるみ剥がされ、日本人の土地家屋財産などが奪われ、日本人の若い女を見つけると草むらや路地裏に引きずってでも強姦されていたが、彼らを怒らせたら他の日本人が集まる避難所を攻撃されるとされ、周囲にいた日本人難民は反撃できないで、悲鳴を聞いても黙って耐えるという地獄絵図と化していた。
擁子(ようこ)達三人は、釜山(ふざん)まで列車で移動し、衣食住は極貧であったが、赤十字病院やアメリカ軍の残した残飯を漁ったり、髪を切り男装したりと知恵を絞り、何とか無事に生き残り、秋に連絡船で福岡に帰国する。 しかし、帰国後も彼女たちを待ち受けたのは、夢に見た美しい祖国ではなかった。 唯一、空襲を受けずに済んだ京都へ出向くが、期待していた父方と母方の両方の祖父母が、青森で空襲で死亡したことが分かり、京都駅で母が病死する。 孤児となった擁子(ようこ)と姉は、必死で残飯をあさり、駅で野宿して生き延びる。 母の願いで、学校にだけは通いつづけるが、そこでは貧しい擁子(ようこ)に心無い言葉を浴びせる裕福な子供達が待ち受けていた。
しかし、親切な増田(ますだ)夫妻と、再会した松村(まつむら)伍長の支えで、姉妹で働きながら何とか生活基盤を整えて行った。父と兄が生きていることだけを信じて、毎週末、福岡から移転した舞鶴港で、朝鮮からの避難民の中から兄を探した。松村(まつむら)伍長の計らいで、ラジオで探し人として、父と兄の名前が呼ばれた。 そんなある春の日、朝鮮風の格好をした男性が、彼女達の家をたずねて来た…。
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2014-06-09 11:06
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