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 米・ネバダ州南部の都市ラスベガスで8日、乱射事件があり、米警察官2人と客1人が死亡した。米メディアが報じた。銃撃した2人組の男女の容疑者も、銃で自殺したという。

 地元メディアによると、8日午前11時半ごろ、銃を持った男女の2人組が、ピザ店で昼食をとっていた警察官2人に発砲。警察官の銃と弾を奪って、近くのスーパーに逃げ込み、1人の客を射殺した後、自殺したという。事件の背景は明らかになっていないが、目撃者は、容疑者が警察官に向かって銃を撃つ前、「これは革命だ」と叫んだという。

 米国では5日には、シアトルの大学構内で1人が死亡、先月末にはカリフォルニア州の学生街で3人を射殺したほか3人を刺殺した容疑者が銃で自殺するなど、乱射事件が相次いでいる。(ロサンゼルス=平山亜理)