みなさんこんにちは。ヘルラボ編集部のShuです。6月に入り、早くも夏日が訪れるなど冬どころか春はどこへ?という感じになってきましたね。
熱中症予防は各メディアでよく報じられますが、食中毒予防はそれに比べて非常に少ないと思います。
今回はみなさんが意外とやってしまっている食中毒の原因となる習慣をまとめたいと思います。
食器の付け置き
食器を水につけ置きすると、汚れが落ちやすい為、多くの方が行われている事ではないでしょうか。ですが、この行為は汚れが取れやすくなっても、最近を多く繁殖させてしまうものなのです。
つけ置きをした10時間後には、7万倍も最近が増殖します。この量は台所の排水口に匹敵する量になります。増殖したまま洗えば、スポンジに菌が移り、その他の食器にも菌が移り広がってしまう事になります。
ですので、つけ置きは長くても3時間までにするのが良いでしょう!
カレー鍋
大きな鍋で料理をつくるとたいてい作り置きをしますよね。ですが、この季節の作り置きにはご注意ください。時間の経過した、大きな鍋料理には、「ウェルシュ菌」が増殖します。
大抵の菌は加熱すれば死滅すると言いますが、ウェルシュ菌は加熱すると芽胞とよばれるカプセルで身を守り、45度以下にさがるとカプセルを外し増殖を行い菌を防ぐことが困難になります。
ですので、料理を作り置きする場合、鍋に放置するのではなく、底の浅い容器に移し、すぐに冷蔵庫に入れ増殖を防ぐようにしましょう。
冷蔵庫の詰め込みすぎ
食品は冷蔵庫に入れておけば安心と思っていませんか?冷蔵庫と言うのは、あくまで食中毒菌の増殖・繁殖を遅らせるだけで、食中毒を防げるわけではありません。
また、10度以下で増殖のスピードが遅くなるのですが、冷蔵庫に物を詰め込みすぎてしまうと、冷気の循環が悪くなり温度が下がりずらくなり、菌の増殖につながってしまいます。
ですので、買う量や・作る量を考え、冷蔵庫に詰め込むのは7割程度までにするといいでしょう。
まもなく梅雨入り。そうするとより食中毒の危険性が増してきます。日常で当たり前のようにやってしまっているリスクを取り除き、夏の間の健康維持の糧としましょう。
それでは。
ヘルラボ編集部Shu