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日産、国内量産EVで初めて7人乗りを設定する新型EV「e-NV200」
リーフの“e-パワートレイン”を継承してJC08モード一充電走行距離は最長190km
(2014/6/9 10:00)
日産自動車は、量産EV(電気自動車)の第2弾「e-NV200(イー・エヌブイ・ニーマルマル)」を10月に発売する。価格はバンタイプが388万440円〜407万8080円、ワゴンタイプが462万4560円〜478万6560円。同社としては初の商用EVで、スペインのバルセロナ工場で生産されて日本に輸入される。
| モデル | グレード | 乗車定員 | 原動機 | 駆動方式 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| バン | VX | ルートバン | EM57 | 2WD(FF) | 3,880,440円 |
| 2人 | 3,880,440円 | ||||
| 5人 | 3,991,680円 | ||||
| GX | ルートバン | 3,978,720円 | |||
| 2人 | 3,978,720円 | ||||
| 5人 | 4,078,080円 | ||||
| ワゴン | G | 5人 | 4,624,560円 | ||
| 7人 | 4,786,560円 |
e-NV200は同社の小型商用車「NV200バネット」をベースに、パワートレーンにリーフで採用している「e-パワートレーン」をキャリーオーバー。「EM57」モーターやリチウムイオン式のバッテリーモジュール、フロントサスペンションなどをリーフから受け継いでEVに生まれ変わっている。
このため、外観デザインは基本的にNV200バネットを踏襲したものになっているが、フロントマスクでは外気を取り入れるフロントグリルを充電ポートに入れ替え、ヘッドライトにはブルーのL字型シグネチャーポジションランプを採用した切れ長で大型のデザインに変更。バンパー形状も異なっている。このほか、ホイールデザインを一新し、リアコンビランプは高輝度LED化したうえ、インナーレンズをブルー、アウターレンズをクリアにしてクリーンなイメージを強調。全体でリーフとの共通イメージを感じるデザインとしている。
また、ボディーサイズでは全高はNV200バネットから変わらずバンが1855mm、ワゴンが1850mmだが、バンパー形状の変更などによって全長は160mm伸びて4560mmになっているほか、全幅はフロントサスペンションをe-パワートレーンごとリーフから受け継いでいることに加え、EV化によって重量が増えて車両総重量が約2.2t(車両重量自体は1510kg〜1660kg)まで増加したことを受け、リアサスペンションのトレッド幅を20mm延長して耐荷重性能を向上。タイヤもNV200バネットのフロント:165 R14-6PRLT、リア:165 R14-8PRLTから前後185/65 R15 92H XLにサイズアップしており、NV200バネットの4/5ナンバーサイズから3ナンバー枠となる1755mmまで全幅が拡大している。
このほかに外装関連では、ボディーカラーはバンのVXグレードでは「ホワイト」1種類になるが、バンのGXとワゴンのGでは新色となる「リキッドブルー」を設定。バンのGXではホワイトと「プラチナシルバー」、ワゴンのGではホワイトが「ブリリアントホワイトパール」に変更され、さらに「ブラックM」とプラチナシルバーの4色が設定される。
JC08モードでの一充電走行距離は185km〜190km
前出のようにリーフからe-パワートレーンを受け継いでおり、ドライビングモードも基本となる「D」と航続距離を重視した「ECO」の2種類と、ブレーキング時の回生発電を変化させる「Normal」「B」を組み合わせる4パターンが用意されている。しかし、車両重量がリーフから100kgほど増えており、さらにe-NV200は荷物を載せて重くなるシチュエーションが増えることも予想されることから、発進加速を維持するため減速比が8.194から9.301に変更され、最高速も144km/hから120km/h以上になっている。
この変更による電力消費量の増加を補うため、e-NV200では自然な制動フィーリングと高い電力回収量を両立する「新世代 新規回生協調ブレーキ」を採用。これまで以上に高い減速Gまで回生領域として使えるようになり、シミュレーションではJC08モードで3%、実走行パターンで14%の改善効果が出るという。また、走行用のバッテリーで残量警告灯が点灯したあとは最高速を100km/hに制限して電力消費を抑制する「エナジーセーブモード」も備えており、JC08モードでの一充電走行距離は2人乗り車両で190km、5人乗り車両で188km、7人乗り車両で185kmとなっている。
また、商用車がベースのe-NV200は多彩なビジネスシーンに対応できるよう、車両のパワーON/OFFを問わずに利用できる「パワープラグシステム」を設定。100V(最大1500W)コンセントをインパネ下側と助手席シート背面の2個所に備え、バッテリー残量計の12目盛りのうち、最大で残り2目盛りまで外部出力に使えるほか、自動停止する位置を任意の目盛りに設定可能。さらにニチコンが製造している「EVパワーステーション」にも対応し、リーフと同じように家庭用のバックアップ電源としても利用できる。
内装は基本的にNV200バネットのデザインコンセプトをベースとして、メーターパネル、シフトセレクター、センターコンソールなどが専用品となっている。ブルー照明のメーターはリーフの表示内容を元に、2段式のツインデジタルメーターから車速などを大きく表示するデジタルシングルメーターに変更。シート表皮はバンがトリコット、ワゴンが新開発のスエード調トリコットを採用している。
| グレード | VX ルートバン | GX 5人乗り | G 7人乗り |
|---|---|---|---|
| 定員[名] | 2 | 5 | 7 |
| 全長×全幅×全高[mm] | 4560×1755×1855 | 4560×1755×1850 | |
| ホイールベース[mm] | 2725 | ||
| 前後トレッド[mm] | 1530/1530 | ||
| 最低地上高[mm] | 150 | ||
| 室内長×室内幅×室内高[mm] | 1900×1500×1320 | 1900×1500×1305 | ― |
| 駆動用バッテリー | リチウムイオン電池 | ||
| バッテリー総電圧[V] | 360 | ||
| バッテリー総電力量[kWh] | 24.0 | ||
| 原動機型式 | EM57 | ||
| 最高出力 | 80kW(109PS)/3008-10000rpm | ||
| 最大トルク | 254Nm(25.9kgm)/0-3008rpm | ||
| 最終減速比 | 9.301 | ||
| 交流電力量消費率(JC08モード)[Wh/km] | 142 | ||
| 一充電走行距離(JC08モード)[km] | 190 | 188 | 185 |
| ステアリング形式 | ラック&ピニオン | ||
| 前/後サスペンション | 独立懸架ストラット式/リーフリジッド式 | ||
| 主ブレーキ形式 | ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク | ||
| タイヤ | 185/65 R15 92H XL | ||
URL
- 日産自動車株式会社
- http://www.nissan.co.jp/
- e-NV200ティザーWebサイト
- http://www.nissan.co.jp/ENV200/
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