Updated: Tokyo  2014/06/09 11:54  |  New York  2014/06/08 22:54  |  London  2014/06/09 03:54
 

ソニーなど3社が懸念表明-サッカーW杯カタール招致の疑惑で

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  6月8日(ブルームバーグ):国際サッカー連盟(FIFA)のパートナーであるソニー と独アディダス 、米ビザは、2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会の招致決定に至る不正疑惑に懸念を表明した。

アディダスは「FIFAをめぐる現在の否定的な議論はサッカーやFIFA、パートナーのいずれにとっても良いことではない」と指摘。ソニーはFIFAが原則を忠実に守るよう求めるとのコメントを出した。

英紙サンデー・タイムズは、カタールが10年12月にW杯開催権を獲得するにあたり、当時FIFA理事を務めていたカタール出身のモハメド・ビン・ハマム氏が世界中のサッカー関係者に数百億ドルを渡して支持固めをしたと報じた。匿名のFIFA幹部からの文書や電子メールを基に伝えた。カタール側は疑惑を否定している。

ソニーの広報担当者ジョージ・ボイド氏(東京在勤)は8日、「FIFAのパートナーとして疑惑の適切な調査を望む」と電子メールでコメント。「FIFAがその運営の全ての面で高潔さと倫理、フェアプレーの原則を忠実に守るよう引き続き期待する」とした。

ビン・ハマム氏は疑惑に関するブルームバーグ・ニュースの取材に対して先週、「率直に言ってそれについて答えることは何もない」と述べた。

原題:FIFA Partners Raise Concern Over World Cup Bid Allegations(2)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:Rio de Janeiro Tariq Panja tpanja@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Christopher Elser celser@bloomberg.netBruce Rule, Kevin Miller

更新日時: 2014/06/09 07:48 JST

 
 
 
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