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カラチで空港襲撃 軍が制圧
6月9日 10時42分

パキスタン最大の都市カラチにある国際空港が、日本時間の9日未明、武装集団に襲撃され閉鎖されましたが、パキスタン軍は武装集団全員を殺害して空港の安全を確保したと発表し、9日日中にも空港が再開される見通しです。

パキスタン南部の商業都市カラチで、8日夜11時ごろ(日本時間の9日午前3時ごろ)、武装集団が国際空港を襲撃し、空港を守る治安部隊や航空会社の社員など少なくとも11人が銃撃戦で死亡しました。
襲撃により空港の建物から一時炎が上がり、旅客機が離着陸できない状態となりましたが、発生からおよそ5時間後、パキスタン軍の報道官は、武装集団10人全員を殺害して、空港の安全を確保したと発表しました。
これにより空港は9日の日中にも再開される見通しです。
カラチにある日本総領事館によりますと、空港の旅客ターミナルにはビジネスマンの日本人男性1人がいましたが、銃撃戦があった旅客機の整備場とは距離が離れているため無事だということです。
カラチで在留届を出している日本人は320人いるということで、総領事館はそのほかに巻き込まれた人がいないか確認を急いでいます。
今回の襲撃に犯行声明は出ていませんが、パキスタンではイスラム過激派が各地で軍や警察を狙ったテロや襲撃を繰り返していて治安の悪化が続いています。

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