これじゃ効果ナシ!? 自分じゃ気づかない「痩せにくい歩き方」特徴4つ

by 坂本正敬 |

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“歩く”のは、最もシンプルで効果的な健康法だといわれていますが、同じ“歩く”でも、カロリーを消費しやすい歩き方と消費しにくい歩き方があるそうです。特別なダイエットをしているわけではないのに痩せている人は、効果的な歩き方を日常的にしているからなのかもしれません。

そこで今回は、厚生労働省が作成する健康情報サイト『e-ヘルスネット』を参考に、“カロリーを消費しにくい”、言い換えれば、“痩せにくい”歩き方の特徴を4つ、ご紹介します。

 

■1:下を向いている

下を向いて歩いていたり、猫背で歩いていたりする人は、背筋を伸ばして前を向いて歩いている人よりもカロリーの消費量が少ないそうです。

まずはショーウインドーなどに映る自分の姿をチェックしてみてください。うつむき加減に歩いていると思ったら、頭を上げ胸を張り、20メートルくらい先を見るようなイメージで歩くと、カロリーを消費しやすい歩き方になりますよ。

 

■2:歩幅が小さい

歩幅が小さいと、カロリーの消費が少なくなるといいます。足を地面に引きずるように歩くと、どうしても歩幅は小さくなってしまいます。普段よりも5センチ先にかかとを踏み下ろし、地面をしっかりとつかんでつま先で蹴り上げるイメージを持ちましょう。

 

■3:腕を振らない

腕を振らずに歩くと、カロリーの消費が落ちてしまいます。腕の振りは意識しないとどうしても小さく、両腕が垂れたようになってしまいがちです。

ショーウインドーなどに映る自分を眺めながら、自分の腕の振りを確かめてください。意外と振れていないことに驚くでしょう。過剰になり過ぎず、しっかりと振れている、絶妙の加減を探してみてください。

 

■4:スピードが遅い

歩くのが遅いと、自然とカロリーの消費量は落ちるそうです。あまりにも速過ぎると逆に疲れてしまうので、「きついな」と感じないちょうど良い速さを探して、歩いてみてください。

 

以上、痩せにくい歩き方の特徴4つをご紹介しましたが、いかがでしたか? 

モデルや俳優といった周りに見られる仕事をしていない限り、なかなか歩く練習はしないので、どうしても自己流の歩き方をしてしまいますよね? その自己流の歩き方がカロリーを消費しない、痩せにくい歩き方になっている可能性は誰にでもあります。

まずはショーウインドーやビルの窓ガラスなどで自分の歩き方を冷静にチェックしてみてください。そして問題が見つかった場合は、自分の歩き方を意識的に変えてみましょう。ダイエットのみならず、生活習慣病の予防にもなるそうですよ。

 

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【参考】

運動強度を高める歩き方「レッツ・メッツ・アップ!」:e-ヘルスネット – 厚生労働省

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