波多野大介
2014年6月9日05時05分
学研パブリッシング(東京)の全国調査「主婦が幸せに暮らせる街」で、愛媛県内から松山市が5位、新居浜市が9位に入った。四国では1、2位を独占。ともに夫婦仲や親との関係など「家族」の項目で「幸せ度」が高く、今どきの主婦の理想のライフスタイルに近い環境として支持されているようだ。
調査は女性誌の創刊に合わせて4月に実施。全国すべての市と東京23区の計813自治体のうち衣食住や子育てなどの公的な統計を基に主婦の幸せ度が高い104自治体を選び出したうえで、20~49歳の主婦4793人にアンケートした。早稲田大学の野口智雄教授(マーケティング・経営学)の協力で、暮らし▽家族▽お金▽食事・健康▽モノ・趣味――の5指標を点数化した。
松山市は「お金」が全国平均を下回ったが、その他4項目は上回った。特に「家族」の点数が高く、「家族仲だけではなく、ママ友との関係も良好な人が多く、充実した子育て環境であることがママたちの幸せ度につながっている」と同誌編集部。市都市ブランド戦略課の矢野博朗課長は「人の温かさや暮らしやすさが裏付けられる結果。今後も松山の良さをPRしていきたい」と話した。
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