出産や加齢とともに太りやすくなってしまう女性は多いようです。夫としてはそんな妻の変化を残念に思っても、ストレートに「痩せて」とは言いづらいものでしょう。そこで今回は、独自アンケートの結果を参考に「妻の気分を害さずに『もう少し痩せてほしい』と伝える方法」をご紹介します。
「『スリムだと、かなり若く見えるよね』と夫がつぶやいたとき、鏡に映った自分を見て奮起した」(20代女性)というように、ごくシンプルに気持ちを明かすだけなら、妻の気分を害さずに済みそうです。皮肉を言うのではなく、控えめに発言して、妻の反応を見てみましょう。
「『夏までに3キロ減らして沖縄に行こう』と誘われ、一念発起!」(30代女性)というように、魅力的な目標を設定されることで、やる気が湧いてくるタイプの妻もいます。上から目線で「痩せたら○○してやる」と言い放つのではなく、自分も何かを我慢するなど、相手の気持ちに寄り添う姿勢を忘れないようにしましょう。
「夫だけじゃなく、息子たちの視線を意識すると、さすがに反省…」(30代女性)というように、一家の看板として、美しさを保ってほしいことを切実に願ってみせるのもいいでしょう。「自慢のママだから」などと上手に妻を持ち上げれば、悪い気はしないかもしれません。
「『土台がいいから、少し絞るだけで魅力的になるよ』と言われて、うれしかった」(30代女性)というように、「ちょっとの努力で、よりキレイになる」と説けば、妻のやる気に火がつくかもしれません。「あのころのキミ、かわいかったな。帰ってきてほしい」と過去の写真を絶賛するのもいいでしょう。
「『初デートのときのワンピース、似合ってたよね』という夫の一言で、こっそりダイエットを開始」(20代女性)などと、昔のスタイルを褒めることで、体型を戻そうという意欲を高められるかもしれません。妻の買い物に付き合い、体のラインが出る服を手に「こんなの着てくれたらうれしい」と迫ってみるのもよさそうです。
「『アメリカで流行ってる体操、かなり効くらしいよ』と夫から聞いた翌日、DVDを買いに行った」(30代女性)というように、すぐに実践できそうな改善策を提示するのもひとつの手でしょう。「週末にウォーキングしよう」などと誘えば、妻も重い腰を上げてくれるかもしれません。
「テレビで見た女優に『体つきがきれいだと、何を着てもさまになるね』と感心していた夫。がぜん闘志が湧いた」(30代女性)というように、夫のさりげない一言から、妻に目標ができる場合もあるでしょう。的外れな人選ではスル―されてしまうので、普段から妻の関心をリサーチしておいたほうがよさそうです。
「『俺、お腹まわりがすごいんだけど、キミは大丈夫?』って聞かれたから、『私もヤバいよ』と正直に言った」(20代女性)というように、じわじわとダイエットの話題に持ち込むのもいいでしょう。一方的に攻め立てず、「一緒に考えよう」というスタンスなら、妻も怒らずに耳を傾けてくれそうです。
「『奥さん美人なのに、幸せすぎて緊張感が薄れてきたのかな』という知人の言葉を、夫から伝え聞いてドキッ」(30代女性)というように、面と向かって言われればムッとすることでも、第三者の話なら素直に応じられる妻は多いようです。もし妻が話にのってきたら、「実は僕も…」と本音を言ってみましょう。
ほかにも、妻に「もう少し痩せてほしい」と伝えるうまい方法があれば教えてください。皆さんのご意見をお待ちしています。(佐々木恵美)