社会
「慰安婦」の戦後追う 相模原市で22日、ドキュメンタリー映画2本上映
旧日本軍から「慰安婦」とされた朝鮮半島の女性たちの戦後を追ったドキュメンタリー作品の上映会が22日、相模原市緑区の市立男女共同参画推進センターで開かれる。
元慰安婦らが共同生活を送る韓国・広州市の施設「ナヌムの家」の日常や肉声などを記録した「15のときは戻らない」(2012年)、沖縄にも多く設置された旧日本軍による慰安所の朝鮮人女性らの存在などを伝える「戦場のうた」(2013年)の2作品を上映する。
相模原の市民有志で同問題の理解に取り組む「『慰安婦』問題を考える市民の会」などが企画。桜井真理代表(58)は「世界の多くの人々が慰安婦問題の解決を望んでいる。国籍や性別を超え、人権問題として身近に受け止めて考える機会にしたい」と来場を呼び掛ける。
当日は午後1時から同3時まで。申し込み不要で無料。問い合わせは、桜井さん電話042(773)7064。
【神奈川新聞】