というわけで、これ。
pic.twitter.com/qwpwwV1SWN アマゾンの森に浮かびあがる「イングランドがんばれ」のメッセージ…賭け屋のパディパワー(PP)がやったと考えられている。ひどい…ゴールして駆け回るプレイヤーが腹を出して見せるパンツのゴムに仕込む広告くらいにしておけばまだ無害だったのに
— nofrills (@nofrills) June 7, 2014
しかしその翌日、日曜日の晩に……くっそ、賭け屋め。
Wood you believe it? http://t.co/DxupnvU2Lf #SaveTheRainforest pic.twitter.com/UT3DA4igl4
— Paddy Power (@paddypower) June 8, 2014
ちなみに、"a brazilian" というのは俗語で、「ムダ毛の処理」のことである。
賭け屋め、いかした言葉遊び(shave → save)をしながら、ハッシュタグまで作っていやがるのでございますのことよ。
https://twitter.com/hashtag/SaveTheRainforest?src=hash
Greenpeace told us that in the Amazon an area the size of 122 football pitches is chopped down every 90 minutes, which is shocking. Paddy Power’s #Shavetherainforest stunt helps to haul this issue into the public light, with our own little mischievous twist.
http://blog.paddypower.com/2014/06/08/the-truth-about-paddy-powers-stunt-in-the-amazon-rainforest/
……というのが賭け屋の説明。つまり、「アマゾンでは、サッカーの試合を1つしている間に、サッカーグラウンド122枚分に相当するエリアの木が伐採されている」ということについての啓発活動である、と。(趣旨はわかるが、そういうことより「見事なフェイク」に「かつがれた」ことが印象に残るだけで、木々の伐採については漠然と、「何かそういうひどい問題があるらしいね」の認識は超えないよね、こういうスタントでは。それでいいのかもしれないけれども)
画像は「撮影された写真を加工した」のではなく、「最初っから全部嘘の画像」だったと。つまり専門のスタジオに発注した3Dモデルのイメージ。しかも途中で、Twitterのアカウントで「やばい発言」をしてはそれをすぐに削除してみせる、ということまでしている。
http://blog.paddypower.com/2014/06/08/the-truth-about-paddy-powers-stunt-in-the-amazon-rainforest/
その間、ずっとニヤニヤしてたんだろうな、このアイリッシュ賭け屋め。くっそ(笑)
あんなあからさまにひどいケースでは、最初に写真が3点出たあとで英メディアが殺到して我先にと別ショットをとりにいくだろうと思っていたが、どこからも写真来なかったし、環境団体やウォッチドッグ的なところが「問題だ」と声を上げるでもなく、何かおかしいなあと思ってはいた。
でも初見で「これはひどい」と思ったことは事実だし、フォトショではないことを簡易ツールで確認して、「これはひどい」っつってツイートしたことも事実だし、「ドッキリでした」と出てこられてから「最初っからおかしいなあと思っていたんですよぉ」とドヤ顔するつもりはない。まんまとかつがれました。くっそ、賭け屋め。
ちなみに、初見で「これはひどい」って言ったときに言及した「パンツのゴム」の件は2年前、EURO 2012のときのこと:
"UEFA、ベントナーを調査対象に"
ちなみに、一連の経緯はBuzzFeedに非常に詳しく、読みやすくまとまっている。Redditのユーザーさんたちも「加工写真ではない」と判定していたのか。
http://www.buzzfeed.com/alanwhite/did-paddy-power-cut-down-part-of-the-brazilian-rainforest-fo
うむ。
ちなみにパディパワーがいかに悪趣味かはこちらにまとまっている。
http://en.wikipedia.org/wiki/Paddy_Power#Criticism
(おふとんを頭からかぶってしくしくと泣きながら)
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