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ユーロ圏で「悪循環」起きれば量的緩和の必要性も=ECB副総裁

2014年 06月 7日 00:19 JST
 
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[ロンドン 6日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は6日、ユーロ圏でインフレ期待の低下に外部ショックが加わるという「悪循環」が起きれば、幅広い資産買い入れプログラムが必要になる可能性があるとの認識を示した。

副総裁はロンドンで開かれたイベントで「負のスパイラルを生みかねない(低)インフレや(インフレ)期待低下および外部ショックから一定の悪循環が起きれば、幅広い資産買い入れプログラムが必要になる可能性がある」と述べた。

ECBは前日の理事会で政策金利を過去最低に引き下げるとともに、一連の追加支援策を発表したが、大規模な資産買い入れによる量的緩和(QE)の決定は見送った。

コンスタンシオ副総裁はまた、政策金利は現在の水準で維持されるとの見通しを示した。

「金利は長期間、低水準で安定的に維持される」と述べた。

*内容を追加して再送します。

 
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6月6日、コンスタンシオECB副総裁は、ユーロ圏で「悪循環」が起きれば、幅広い資産買い入れプログラムが必要になる可能性があるとの認識を示した。4日撮影(2014年 ロイター/Ralph Orlowski)
*統計に基づく世論調査ではありません。

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