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【芸能・社会】

サプライズ登場!! 川栄元気です

2014年6月8日 紙面から

16位に選ばれたAKB48の川栄李奈(石井裕之撮影)

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 候補者入場の際、川栄李奈(19)と入山杏奈(18)の名前が読み上げられたが、全員が着席後、司会をつとめたフリーの木佐彩子アナ(43)から2人が療養中のため欠席することが発表された。

 しかし、16位で川栄の名前が読み上げられると、徳光和夫アナが川栄が来場していることをアナウンス。大歓声が湧き起こる中、私服の上にピンクの雨がっぱを羽織った川栄が涙を浮かべながら登場し、深々と一礼した。

 昨年の25位から順位を上げ、初の選抜入り。川栄は涙をこらえながら、「今回はみなさんにすごいご心配をおかけしました」とあいさつし再び一礼。大きな拍手が湧き起こる中、「私は今、すごく元気です。こんなすてきな場所を用意して待ってくれたファンの方に本当に感謝しています。正直、速報が45位でその日から毎晩毎晩泣いていて、どうしたらいいのかなと思っていた時に今回の件が起きて、神様がこんなくよくよしている自分に活を入れてくれたんだと思うようにしました。そしたら、自然とやる気が出てきて、こんなところでは立ち止まっていられないなと思いました。私のピンチをみなさんがチャンスに変えてくれました。本当にありがとうございました」と胸中を吐き出すと、再び大きな拍手が湧き起こった。

 事件で負った“心の傷”も着実に回復しているようで、「ファンの方がこんなすてきな私を……じゃなくて、すてきな居場所をつくって待っていてくれたので戻ってくることができた」とブレークするきっかけとなった“おバカキャラ”も全開させた。

 入山は速報の77位から大きく順位を上げ20位。17位までの投票が終わると、徳光アナと生電話で“出演”。「今回の件でAKBのファンが悪く言われることはあるかもしれないけど、私を支えてくれているのはファンのみなさん。それを伝えたいと思いました」とファンを気遣った。

 先月25日に岩手県滝沢市で行われたAKB48握手会でのメンバー襲撃事件を受け、会場には厳重な警備体制が敷かれた。入場口は6ゲート設けられ、手荷物検査員を106人、ハンディタイプの金属探知機122台を配置。厳重なチェックを行った結果、開演予定の午後2時半になっても、入場ゲートにはチェックを待つファンの長蛇の列が。そのため、コンサートは45分遅れの午後3時15分にスタートした。

 

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