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【大相撲】

大砂嵐「ラマダン関係なし」

2014年6月8日 紙面から

相撲甚句の全国大会に招かれた大砂嵐(左)=墨田区の江戸東京博物館で(岸本隆撮影)

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 名古屋場所で幕内上位に躍進するエジプト出身の大砂嵐(22)=大嶽=が7日、東京都内で行われた相撲甚句の全国大会にゲストで招かれた。

 大砂嵐の名古屋場所といえば、日の出から日没まで飲食ができないイスラム教のラマダン(断食月)が毎年話題になる。今年は今月28日から来月27日まで(予定)。27日は千秋楽。つまり、場所前の稽古期間から全日程中、断食期間にかかる。調整が心配されるが、大砂嵐は「関係ないです」と強気だ。

 夏場所で10勝5敗の好成績を残し、名古屋場所では横綱、大関と総当たりする位置まで番付を上げる。現在は痛めている右かかとのリハビリが中心だが、「相手は関係ない。みんな強い。相手を考えると難しい。自分の相撲だけ考える」と前向き。

 夏場所12日目では遠藤を立ち合いのかち上げでKOした。「わたしの立ち合いはかち上げ。かち上げのあと突っ張り」。激しい相撲に磨きをかけてラマダンを乗り切る。 (岸本隆)

 

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