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【プロ野球】

虎4位転落ピンチ

2014年6月8日 紙面から

阪神−オリックス 4回表1死二塁、糸井への四球で、苦しい表情の岩田=甲子園球場で(横田信哉撮影)

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◇オリックス4−1阪神

 オリックスが連勝。4回にT−岡田の適時内野安打などで2点を先制。5回は糸井の適時打と暴投で2点を加えた。新人東明が5イニング1失点で先発初勝利となる2勝目。後半は4投手で無失点リレー。阪神は岩田が自滅で5回途中4失点。

 上を見る余裕など、なくなってきた。中日の足音が日々大きくなって迫ってくる。阪神は交流戦2度目の連敗を喫し、通算で5勝9敗。最大9あった貯金はついに2にまで目減りしてしまった。

 せめて対戦成績を五分に持ち込むべく先発に立てた岩田が誤算だった。これまで4勝1敗、期待を背負った左腕は、3回まで1人の走者も出さない完璧な投球を披露していた。それが4回、1死から平野恵に二塁打を浴びると一変する。糸井、ペーニャに連続四球を与え、坂口の二ゴロで先制点を奪われ、T−岡田の内野安打で2点目を失った。5回にも糸井の適時打などで失点を重ね、4イニング2/3でKOされた。

 「甘いところにいくのを嫌がって、大胆になれなかった」。岩田は反省を口にした。和田監督も慎重になりすぎた投球に苦言は呈したが、それ以上に攻撃面での淡泊さを嘆いた。

 「7回以降のピッチャーがいいから、そこまでに詰めておかないといけなかった。(東明は)球がばらけて、絞りづらかったけど、前半でつかまえないといけなかった。でも、もう当たらないから。また、あすから。新しい気持ちで臨む」

 4位の中日とは1ゲーム差となり、本拠地甲子園に迎えるのは打撃好調なソフトバンク。10カード連続で初戦を落としており、張りつめた日々が続く。 (中山隆志)

 

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