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【プロ野球】大瀬良 10失点 コイ4連敗2014年6月8日 紙面から
◇ソフトバンク16−5広島ソフトバンクがいずれも今季最多の21安打16点で4連勝、貯金を今季最多の13とした。1回、李大浩の先制打や中村の3点二塁打など打者一巡の猛攻で一挙7点。2回にも4点を加えた。中田が6勝目。今季最多失点の広島は4連敗。 悔しさ、情けなさ、自分へのいら立ち…。胸中にさまざまな思いが交差する。試合が終わると、広島のルーキー大瀬良は表情をこわばらせて、ロッカーへと歩いた。 「初回に試合が決まってしまったようなもの。申し訳ない」。敗戦の責任を一身に背負い、言葉を絞り出した。 初回1死一、三塁で、李大浩に先制の左前適時打を許した。そして、計5安打で一挙に7失点。「何とかしたいと思ったんですが」。タカ打線を食い止められず、開始早々に主導権を渡した。 0−7の2回も3連打で1点を失った。「次のこともある」と野村監督。投球数は51球で、松田の打席で降板を告げられた。プロ最短となる2回途中KO。1イニング0/3を8安打の10失点(自責点6)で3敗目を喫した。 「調子は良かった。球自体は悪くなかった」。直球は最速151キロを計測。変化球にも手応えがあった。それでも連打を浴びた。「直球を狙われているのは感じた」。捕手の直球のサインに首を振り「スライダーを多めにした。工夫した」。だが、抑えることはできなかった。 痛打された原因はコースだった。外角へ自信を持って投じた球を簡単にはじき返された。「短い時間で、内角が少ないところまでは考えきれなかった」。外角一辺倒の投球。強力打線はそれを見逃してくれなかった。 後続も打ち込まれ、今季ワーストの21安打で16失点。チームは4連敗を喫した。苦手の交流戦で苦戦が続いている。 「監督には『これも勉強。切り替えて、次に向けて準備しろ』と言われた。次は挽回できる投球をしたい」。帰宅前、大瀬良はしっかりと前を見据えた。落ち込んでいるそぶりはない。悔しさを新たな力に変え、再びマウンドに上がる。 (市尻達拡) PR情報
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