~日韓古代の海の道をたどる~
カラムシ会 2
(H25年1月~)
豊島先生からのメール 25.03.12掲載 3月12日(火)晴れ
7日から丸木舟航海について韓国と打ち合わせ、交渉等々
に出かけてもらっていた豊島先生から
メールが来ましたので会員の皆様にお知らせします。
自費で行ったり来たりをしておられるので本当に
ありがたいという言葉しか出ませんが、申し訳ない
気持ちでいっぱいです。
でもやっぱり韓国語が出来て韓国に沢山の知り合いがあり、
関係する役所や団体と連絡できる方がいるからこそ
ここまでこぎつけられたのです。
浦項市と話し合っている「浦項からの航海、」釜山からの
対馬まで航海」いずれも今年の夏の話で実際、時間的にも
資金的にも可能か否かかなり大変だと思いますがやるしかなさそうです。
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3月12日、豊島先生からのメールです おはようございます。豊島です。 |
対馬訪問 25.03.12掲載 2月22日(金)朝、6:00ホテル出発、タクシーで釜山港へ
なんと対馬行きは満員、韓国の学校は今は冬休みなので一番近い外国対馬への旅行が人気なのだそうです。
10:00発、高速船で13:30分ごろ到着。湿気なし、天気ですが風は冷たく前回訪問した時とよく似た天気です。
役場に行き面会を申し込んだ方はどうも留守。釜山から同行して下さった柳さん(?)のお知り合いの椿さんの奥さんが車で迎えに来てくださいました。 目の前がすぐ海岸、素晴らしい景色、海に面したベランダ、広い応接室の
椿さん宅で昼食をごちそうになりました。
午後、椿さんのご配慮で車をチャーター、対馬先端の鰐浦港へ向かいました。対馬は山また山、海又海の細長い島です。2時間ぐらいかかったのでしょうか? 鰐浦港、比田勝の海上保安部、漁協関係のかたを訪問。
前回、お邪魔した立花さん(民宿兼船主兼韓国との交流関係)の案内で釜山の見える展望台見学、夕方、近くの温泉に行き、立花さん宅で宿泊。 海の幸に堪能しました。
夕食時、23日の朝食時にも丸木舟のコースについていろいろ経験談をお聞きした結果、釜山よりかなり下の長承浦(チャンスンポ)付近から出港することになりました。 豊島さんの全力のご尽力で伴走船も2隻確保、対馬での丸木舟の管理などもすべて完了、13:30?発の博多行きの高速船に無事乗ることが出来ました。
博多到着後、柳さんは福岡で仕事、豊島先生は汽車で広島経由で浜田市へ。
我々、錦織、森は大宰府などで時間をつぶし、夜、21:50分?の夜行バスで松江市に向かいました。 以上、20日間近くの経って思い出しながら記録しました。
くたびれましたが有意義な旅でした。 竹島の日と重なりましたが、何のトラブルもありませんでした。
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釜山会議から浦項へ 25.03.05掲載 2月21日(木)晴れ 10:00~釜山市内で航海の会議、かなりの人数が集まる。
ダイバーズクラブの方はすでに漕ぎ手10人の名簿用意。 昼食を市内の食堂でとり、浦項からの迎えの車(慶北日報社)に乗せてもらい浦項へ。 快晴 浦項には4時過ぎ到着、携帯電話を忘れたことなどあり焦る。 チョンジョンハ社長さんとの会談、あと市役所へ 朴市長と30分懇談。 釜山の前に浦項航海をしてほしいとのこと。 夕食の接待を受ける。夜、8時 浦項から釜山へ送って頂く。 浦項市の車?2時間20分の高速道路の帰り道、 さすがに疲労、 あくる日は6時出発、対馬に渡るハードなスケジュールです。 |
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釜山港にて伴走船見学 25.03.05掲載 2月20日(水)晴れ 2月19日、錦織・森の2名は福岡行き夜行バス。
朝福岡着高速船ビートルで釜山着、豊島先生の出迎え 休む暇なく入国関係?にお役所へその足で金さんの車で釜山のヨットハーバーへ、 金さんのヨットを見学、昼食をごちそうになる。 25人程度は乗れるのでは? またもう1隻の伴走船の船長さんの船を見学(白) レース用のヨットとか・・・。 これらの船なら安心ということで市内へ。 夜、伽耶大学の櫛部先生夫妻と夕食! さすがにくたびれました。ホテルいつもの場所でした。 |
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丸木舟船底塗装 25.02.13掲載 2月11日(月)寒風すさぶ日の朝、9:00から丸木舟の船底、舷側の塗装作業をしました。
内藤さん、澤さん、三島さん、錦織さんが参加、手がしびれるほどの寒さでしたが、丸木舟を横にするのもなんとか成功、
カラムシ丸のプロペラも塗りました。 あとは海に下ろす作業ですが3月になってからでしょう。 |
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カラムシ丸塗装 25.02.12掲載 2月9日(土)ポカポカ、穏やかな一日の午後、カラムシ丸の船底塗装作業をしました。
榊原・山内・錦織さんの作業でした。きれいに塗れたのでは?と思いますがいかがでしょうか。
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えびす様の伝説 25.02.05掲載 2月4日(月)雨の中、揖屋公民館長さんの案内で揖屋神社を見学しました。 えびす様の恋人といわれたミゾクイ姫を祭ったのではないか?という祠?を案内してもらいました。
錦織さんは紙芝居の作成の関係で何回か来ていると思いますが私は揖屋神社の中に入ったのは初めてです。 韓国に関係する建物(やしろ?)もあり驚きました。ミゾクイ姫の祭られているところのすぐ近くまで海岸が来ていたということです。
韓国に関係するおやしろ?があるということはやはり海との交通が便利であったかも知れません。揖屋神社の歴史やいわれ等々 詳しいことをまた教えてもらえるといいなあと思いました。
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2月4日(月)午後、丸木舟と伴走船・カラムシ丸の汚れ落としがありました。 汚れ落としというより高圧の洗浄機で徹底的に船体、船底、プロペラなどの金具に付着している貝の残りを吹き飛ばし、塗料をきれいに塗るための作業です。 雨の中榊原さんの活躍で無事作業終了。
漁師の中島さんに船体に食い込んでいたカキについて尋ねますと昔はカキの養殖をする人が何人もおられたそうです。
今はある程度成長すると死んでしまうとか・・・水の汚れ?でも場所によっては大きく育つところもあり、専門でする方もまだおられるとか・・本庄でカキの養殖がおこなわれていたなんて。 船体ですが何日か乾燥させたのち塗料を塗るそうです。紙やすりでこすってから塗るのかどうか専門の会員の指導で行うことになります。
皆さん、9・10(土)(日)しか都合がつく日がないので天候が心配です。
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丸木舟・伴走船 引揚げ作業 25.02.05掲載 2月2日(土)おだやかに晴れた一日 朝、8:30から本庄港で丸木舟と伴走船・カラムシ丸を引き上げる作業がありました。 10人近くの皆さんが集合、9:45 八雲からクレーンをつけたトラックが到着。
なれた会員の皆さんの協力で丸木舟は無事陸上に設置。 心配された船底のカキなどの付着はありませんでした。
伴走船の吊り上げ作業は、かなり慎重に行われました。 船の重さとトラックのクレーンの吊り上げ能力が心配されたのです。補助の燃料タンク等々、重いものを外して吊り下げ作業が始まりました。
ところが船を据え付ける台車がありません。 プロペラやプロペラのガードなどが船底より下に取り付けてあります。 急きょ、宮ざこさんの持ってきた杉の丸太をチンソーで加工し、発泡スチロールのフェンダー(船体が岸壁や岩などに直接あたらないよう保護するもの) を船底において無事伴走船は陸の上に設置されました。
とにかく鉄に食い込む、プラスチック(FRP)の船体に食い込むふじつぼやカキです。びっしり、すごいほど船底、プロペラなど、少しのすきまもなく食い込んでいました。
用意したスクレ―パー(鋼鉄のヘラ)でフジツボ等を削り落とし、そぎ落とす作業をしましたがバケツがいくらあっても足らないぐらいの量です。
プロペラなどの腐食を防止する亜鉛?のかたまりも溶けたのかきれいになくなっていました。普通、1年に1回は掃除をし、船底塗料を塗る作業が必要とのことですが、吊り上げる、海面に下ろすだけでもかなりの費用です。塗料も高価ですのでなかなかうまくいきません。
ということで老人グループの今日の作業は終了しました。
11:30 まさにボランティアぎりぎりのトラックさまにお礼をいって帰って頂きました。 あとは船体、船底を磨いて塗料ですが、下塗りなし、直接塗ることになります。
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丸木舟航海についての韓国の様子 25.02.01掲載
カラムシ会の皆様にお知らせします。 ①豊島先生からの連絡あり
②伽耶大学の櫛部先生からメールあり
KBSも関心を持っているということです。釜山で会うことが
あるかもしれません。
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1月29日 夜 1月30日 夜 伽耶大学の櫛 お久しぶりでございます。お元気でご活躍のこと大変嬉しく存じます。以下のメール送ってくださり誠にありがとうございました。 豊島先生も大変積極的に活動されていらっしゃるようですね。 |
1月27日(日)
昨日(土)は原子力発電所の事故を想定した遠距離避難訓練に
ひどい吹雪の中、朝から夕方まで大田市にバスで行き夕方まで参加
本日は「城西公民館子ども冬のフェステバル」でもちつき、コマ回し大会、
アートバルーン、ペットボトルのフタ芸術等々で公民館にいます。
空いている時間を見つけて豊島先生からのメール(韓国の新聞記事)
を編集しました。・・・何回かに分けてきているので
紹介します。釜山50数キロの航海により、2国間で航海をするのにお互いに何を
準備しなければならないかを実証することにもなります。
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丸木舟会員・応援団の皆様へ 1月26日(土)浜田の豊島先生から丸木舟に関する韓国の新聞記事についてのメールがきましたので紹介します。
今度立ち上がった『大韓海峡横断韓・日合同プロジェクト」は韓日歴史に対する日本人の純粋に知りたいという気持ちから始まった。カラムシ会所属の日本のボランティアの人たちは '大韓海峡横断プロジェクト'のために20余年の歳月をついやした。 1982年カラムシ2世号を製作して日本海の隠岐島~島根半島56㎞を実験検証航海をしたことに始まり、日本国内で様々な予備航海を行っている。 今年はカラムシ4世号を実際に釜山~対馬島横断に投入する事になった。 カラムシ4世号は今年6月末頃釜山に入港する予定で航海予定日は7月28日頃だ. カラムシ4世号の安全のために釜山所属のシーカー号'などヨット二艇がカラムシ4世号を伴走しながら航海することになる。 プロジェクトすべての参加者数は伴走船乗務員を含めて韓日ボランティア 20人内外だ。 韓国では韓日歴史問題研究所長である釜山外大金文吉名誉教授,(金ホングフィ)、ドキュメンタリー写真作家などが参加する。 伴走ヨットである 'シーカー号'の ユヒョンウン船主は「歴史を歪曲しようとする日本人もいるがこんなに歴史を正しく見ようとする日本市民もいる」また「今度のプロジェクトが成功して韓日交流や歴史を正しく理解する足しになる事を期待する」と述べた. 金白桑記者 k103@busan.com |
釜山 聯合ニュース 25.01.28掲載 こんにちは、豊島です
カラムシ会と縁のあったユさんに去年、釜山-対馬島横断の伴走船の申し入れがあった.日本にあるこの丸木船は、今年 6月末頃コンテナ船舶に積まれて釜山に移される.復元力など安全機能が補強されたカラムシ4世号は
ボランティア で7人ずつ乗って交替しながら櫓を漕ぐ方式で時速
4ノット強の速力が出せるそうである. 航海時間は12~13時間 3~4日の準備が必要となることと予想された. ユさん所有のシーカー号等、2艇のヨットがカラムシ4世号を護衛しながら支援する事にした。 今度の航海は新羅時代(157年) ヨンオラングセオニョ説話を再現する意味もある. ヨンオランが日本に渡って王になった。また、奥さんセオニョも岩に積まれて日本に渡って鉄器文化と機を織る技術などを伝えたという話だ。 ユさんは "日本人が古代日本と韓国の関係と歴史を考証すると純粋な民間団体を結成して船を作って古代波路を航海をするという事にを接して感動を受けた"と今度プロジェクトに参加するようになった理由を説明した。 彼は "2月に両国のボランティアたちが釜山に集まって実務協議をするようになって 4月には航海チームが最終確定されること"と伝えた. |
丸木舟航海について応援のメッセージがきましたのでお知らせします。
また本日、カヌーをしておられる方からできれば参加したいという電話を受けました。
25.01.26掲載 |
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①浜田の豊島先生からメールが届きましたので紹介します。 おはようございます。森 館長!
②日本国際理解教育研究会長をしておられる目白学園の多田孝志先生からもメールを頂きました。参考までに紹介します。
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埼玉県の方の会社からカラムシの航海についての激励のメールが来ましたので
皆さんに紹介いたします。 25.01.23掲載
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松江市城西公民館様 |
新聞に掲載されました 25.01.16掲載 きょうの読売新聞島根版に大きく記事が掲載されていましたので紹介します。 |
ヨット見学 25.01.15掲載 1月14日(土)祝日 小雨
午前中内藤さんの案内で先日のヨット見学をしました。今回はエンジンの見学です。
ヨットは港の出入りの時にエンジンを使う程度ですのでクルマと違い古くても余り部品の摩耗や消耗などはないような
気がしました。 バッテリーが新品に変えてあり、エンジンは一発でかかりました。
諸経費(名義変更、クレーンでの船の上げ下げ、船底塗装、検査料)は15万円程度とかでした。
本体は30年ぐらい使用したとのことですが、しっかりしています。 維持管理費はどの程度かかるか分かりません。
実際に乗る回数も老人には何回あるか分かりませんが、まあ老人の楽しみのおもちゃかなあ・・・という感じです。 海は怖い、操船技術は0・・・でもやっぱり船って魅力的若い三島さんは乗るとしたらあと30年は大丈夫、かなり心が動いている感じでした。
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内藤さんの記事 25.01.08掲載 1月6日(日)内藤さんの情報で米子港へヨット見学に行く事になりました。 出発前、内藤さんとお茶の時間、その時読売新聞の記事に気が付きました。ナント!内藤さんの記事です。 ということで皆さんに紹介します。 内藤さんは環境方面の活躍も大変熱心にしておられるということもあらためてわかりました。 |
ヨット見学 25.01.07掲載 1月6日(日)曇り午前と午後の2回、米子の港に出かけました。 1回目は内藤さん、午後は三島さんです。中古ヨットがあるが・・という話があったからです。 船の免許があっても宝の持ち腐れではさびしいので何人かでお金を出し合い、のんびり魚釣り・・・という・・・・またまた安物買いの銭失い・・・のおそれが出てきました。 船体はしっかりしています。簡易キッチン、トイレもあり8人程度は寝れるとのこと、無線、8馬力のエンジン等々がついているということで、修理して使えば面白い感じです。 といってもまだ本庄にはカラムシ号もあり・・・余りの古さに怖くて一度も自分ひとりでは出かけたことがないのですが・・・難しいところです。 でもぼろ舟をみんなで修理して海に乗り出すのもいいなということでかなり心は動いています。 値段?がんばればなんとかなる?かな?多分、修理、検査、廃船費用、維持管理にはくたびれる可能性は大。 行きはよいよい帰りはこわい・・という結果になるかもしれません。 |
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丸木舟・カラムシ手入れ 25.01.07掲載 25年1月5日(土)晴れ間錦織・榊原・三島さんと丸木舟の水の掻きだしをしました。 半分近く水がたまっており、気にかかっていたのでこれで安心。 カラムシ丸も榊原さんのお骨折りでメインエンジンも予備の船外機も息を吹き返しました。40年近く前のジーゼルエンジンなので寒い時はなかなかエンジンがかかりません。春になったら船底のカキを削り落として塗料を塗るなどの作業が待っています。腐食防止の部品も取り付けないといけません。 強い南風が吹くと本庄の港の中も大きな波が来るので転覆のおそれ、さらに積雪が怖いです。2年前、船に積もった雪のため、カラムシ号が転覆、水浸しとなり、エンジンなどに致命的な痛手を負いましたがそういう恐れもあります。 いずれにせよなかなか管理にはお金と汗がかかります。 |
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カラムシ航海記事 25.01.04掲載 1月3日(木) 今日の山陰中央新報の「明窓欄」にカラムシ会の記事が出ていました。いよいよ朝鮮半島(釜山)~日本本土(対馬)航海決行です。課題は山積ですが、 「矢は放れた!」ということです。 |
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