不明マレーシア機の乗客家族、クラウドで資金集め 内部告発に謝礼

2014年06月08日 18:29 発信地:クアラルンプール/マレーシア

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×マレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便の乗客の家族らが会合を開いた中国・北京(Beijing)のホテルで、支援のメッセージが書き込まれた掲示板の前に立つ男性(2014年4月23日撮影)。(c)AFP/WANG ZHAO

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【6月8日 AFP】今年3月8日に消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便に搭乗していた一部の乗客の家族らが8日、500万ドル(約5億1000万円)の資金を調達するための活動を開始した。謎の解明につながる情報を提供してくれた関係者に謝礼金を支払う考えだ。

 同便が離陸後に行方不明となってからちょうど3か月目にあたるこの日、家族らはプレスリリースを公表。「内部告発者に情報提供を促すため」、インターネットを介して不特定多数から資金を調達するクラウドファンディング・サイト「インディーゴーゴー(Indiegogo)」上に「Reward MH370(MH370発見への謝礼金)」と名付けたプロジェクトを立ち上げたことを明らかにした。

 マレーシアのクアラルンプール(Kuala Lumpur)から中国・北京(Beijing)に向かっていたボーイング(Boeing)777型機には乗客乗員239人が搭乗しており、その約3分の2が中国人だった。同機はインド洋(Indian Ocean)南部に墜落したとみられ、大規模な捜索が行われてきたが、これまでのところ機体の残骸は発見されていない。

 オーストラリア政府は、8月以降に行う予定の深海捜索活動の主契約者として、必要な専門技術や探査機器、船舶を持っている民間企業の募集を開始した。(c)AFP

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