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山ブームで登山用腕時計 各社が新製品6月8日 17時26分
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新しい祝日に「山の日」が設けられるなど、登山の人気が今後一段と高まるとみて、時計メーカー各社は初心者や女性を対象にした登山用の腕時計の販売に力を入れています。
このうち「セイコーウオッチ」は、価格を抑え初心者にも対応した登山用腕時計をことし3月から販売しています。
気圧の変化を基に1時間で移動した高度差を測って登山のペースを自動的に計算する機能が付き、これまでの売り上げは予想の2倍に上っているということです。
また、「カシオ計算機」は、増えている若い女性の登山者向けに、気圧や高度などの表示機能を簡単にして色の種類を増やした時計を先月発売しました。
さらに「シチズン時計」も、プロ向けの登山用高級腕時計を先月、およそ10年ぶりに投入しています。
メーカー各社は去年、富士山が世界文化遺産に登録されたり、新しい祝日に「山の日」が設けられることが決まったりしたことから、登山の人気が、今後一段と高まるとみています。
腕時計は、消費税率の引き上げ後、販売が減少したため、各社とも登山ブームを売り上げの回復につなげたい考えです。
カシオ計算機の西澤菜甫子さんは「登山は趣味として広く受け入れられているため、『山の日』をきっかけにさらに市場が広がることを期待したい」と話しています。
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