税金ってなんだろう?
応用編 税金はいつからあるの?
日本では、いつから税のしくみができたのでしょうか。税の歴史をふりかえってみましょう。
中国の歴史書である魏志倭人伝(ぎしわじんでん)には、女王卑弥呼(ひみこ)が支配する邪馬台国(やまたいこく)ではすでに税が納められていたと記されています。これが日本の税の最古の記録とされています。その後、飛鳥時代に入り、統一国家が誕生したことで、全国統一的な税の制度が確立しました。以後、税は時代・社会の変化とともにかたちを変え、人々の生活に深くかかわってきたのです。
日本の税の歴史
税にかかわることがら | 時代背景 |
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弥生・古墳時代 |
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3世紀 |
飛鳥・奈良・平安時代 |
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645年 大化の改新 701年 大宝律令(たいほうりつりょう)の制定 班田収授(はんでんしゅうじゅ)の法 743年 墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいほう) 794年 平安京に都を移す |
鎌倉・室町時代 |
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1192年 源頼朝(みなもとのよりとも)が鎌倉幕府(ばくふ)を開く 1338年 足利尊氏(あしかがたかうじ)が征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)となる 1467年 応仁(おうにん)の乱が始まる |
安土・桃山時代 |
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1590年 豊臣秀吉(とよとみひでよし)が全国を統一する |
江戸時代 |
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1603年 徳川家康が江戸幕府(ばくふ)を開く 1643年 田畑売買禁止 1853年 ペリーの来航 |
明治時代 |
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1868年 明治維新 1889年 大日本帝国憲法(だいにっぽんていこくけんぽう)の発布 1894年 日清(にっしん)戦争 1904年 日露(にちろ)戦争 |
大正・昭和時代(戦前) |
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1914年 第一次世界大戦 1931年 満州事変 1937年 日中戦争 1941年 太平洋戦争 |
昭和時代(戦後) |
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1946年 日本国憲法(にっぽんこくけんぽう)の公布 |
平成時代 |
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