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国際
【から(韓)くに便り】与党を救った朴大統領“氷姫の涙” 支持率も50%台に回復
2014.6.8 14:43
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韓国人の感情表出は激しい。旅客船沈没事故での遺族たちの嘆きや怒りを見てもそれが分かる。東日本大震災のとき、現地取材した韓国の記者は冷静な日本人を「尊敬するが…」としながらも「もっと叫びなさい!」と書いていた。韓国人には日本人のガマンがもどかしく感じられたのだ。文化人類学的な日韓の違いである。
夫婦げんかでも韓国の妻は激しいと知り合いの日本人の夫がいっていた。「あんなに大声でまくしたてられると気がめいる。黙って涙でも見せられるとこちらは降参なんだけどねえ。女の涙には男は弱いじゃないですか」と。
先の統一地方選挙は事故の責任追及で惨敗が予想された与党が意外(?)に善戦し、危機の朴槿恵(パク・クネ)政権は政治的にもち直した。与党はソウル市長の奪還には成功しなかったが、全体的には判定勝ちといってもいいだろう。
この与党および朴政権を救ったのが実は朴大統領の「異例の涙」だった。
ソフトな笑顔の半面、気丈で意地っ張りの朴大統領は、海難事故の現場に出掛け泣き叫ぶ犠牲者遺族に詰め寄られても、死亡した生徒たちの追悼式に参列しても決して涙を見せなかった。
それが5月19日、テレビを通じた談話発表の際、涙を流したのだ。安全対策や危機管理での政府のミスを謝罪し、今後の対応策を約束したものだったが、生徒を助け自ら犠牲になった人たちの名前を挙げその犠牲精神をたたえたところで感きわまった。
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