トップ
検索
問合せ
携帯は
http://ja.nsf.jp/m
過払い金返還請求・借金返済・任意整理などの相談承ります
過払いナビ
おかわいそうに
ルイス・ブッシュ
文芸春秋新社/昭和31年
この本は弘前高等学校の英語教師として赴任した著者が、第二次大戦中日本軍の捕虜となり、終戦後に解放されるまでを綴った記録です。
序
−ありがたい外国人 火野葦平
一 帰国
デカンショの別れ
二 香港防衛戦
十二月八日
歩く弾薬庫
妻がスパイ?
愛犬を埋める
脱出
三 降伏
ウィスキーの河
鈴木中尉の厚情
総督官邸夜の会議
弾薬庫の英雄
精鋭浅野部隊去る
四 日本憲兵隊
ホテルの紳士
兵隊のクズ
ケダモノ
憲兵隊の客人
血の池地獄の獄卒
束の間の収容所入り
独房にひもどく仏典
断腸の別れ
憲兵隊のチャップリン
五 香港一般人収容所
階級の地ならしローラー
鬼と福の神
愛憎絵巻
”便所放送局”
リスボン丸の悲劇
墓掘りも一人前
六 香港捕虜収容所
中国人船頭のVサイン
脱走するのが捕虜の義務
女形少佐
秘密の電熱器
電気足
秘密受信器狩り
戦死者名簿の壁掛け
ピクニック作業隊
収容所の養老院
秘密の軍法会議
街の女も殊勲甲
素裸の国際連合代表"," 五、六の二ヶ月は湿気が多いので最も辛い時期だった。 南京蟲は猛烈に殖えて、眠れるものではなかった。いかなる方法を講じても、退治する事は不可能で、彼らは痩せた捕虜の血を思う存分吸いとって太っていた。一晩中南京蟲と
日本兵が貢ぐ慰問品
大慰安会
カーディフ・ジョー
香港の初空襲
七 日本送りの旅
ボロ船満龍丸
香港よさらば
二年ぶりの焼肉
叛乱計画
お灸の思い出
船乗り気質
胃(はら)芸の老兵士
基隆(キールン)入港
捕虜の四つ這い行列
瀬戸内海の秋色
八 再び見る日本
暗闇の捕虜行進
駅弁に舌つづみ
ああ長浜!
ジンタで歓迎の新潟入り
地獄への”竹の橋”
九 大森捕虜収容所(一)
荷抜き作業隊
人物月旦
餓鬼道の食物分配法
闇の大親分。
捕虜の政体論
味噌ビール
東條総理と会見
十 大森捕虜収容所(二)
凶漢ブラウン
地獄の始まり
地獄にさしこむ陽光
倶梨伽羅紋紋の将軍
おあずけの御馳走
男やもめ
クリスマス慰安会
ああ、秩父宮!
”かぐわしきは菫の花”
ネズミ大尉にズボン中尉
ブラウンの墓穴
陰陽博士
待ちに待った妻の手紙
”捕虜とみどり児”
骨しゃぶりの特権
十一 横浜収容所分室
陽光に憩う
空襲せまる東京
妻からの慰問品!
日本女性の黒髪
初詣でに八幡参拝
横浜大空襲
断末魔の日本
十二 終戦
八月十五日
今は懐かし”竹の橋”
雨と降る食料、衣類
大森よさらば
十三 帰国
極楽船ベネヴォランス
ミズリー号の儀式を望見
日本よさらば!
あとがき
あとがき
>>
トップ