本は経験値をためてから読むとおもしろい

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私は本を読むのが好きで月に数冊必ず本を購入しています。

月に数冊くらいのペースでも半年もすると自分の本棚のスペースが狭くなってしまうので、定期的に本棚の整理をするようにしているんです。

 

この本の整理ってけっこう難しいところがありまして、一度読んだ本ってもったいなくて捨てれないんですよね。

 

自分にとって『役に経った・おもしろかった』と実感できた本は本棚のレギュラーメンバーとして保管するようにしていますし、『役に立たなかったし何の感動もなかった』ものは多分二度と読みたい気持ちにならないので迷わず処分することにしています。

 

しかし、ある程度時間が経ってしまうと本の内容をイマイチ思い出せない本が出てきます。

そうすると面白かったのか、つまらなかったのか分からなくて本の処理をどうするか迷ってしまうんですよね。多分断舎利などを実践している方であれば迷わず捨ててしまう場面かもしれません。

 

ただ、思い切って捨てることも大切ですが思い切って読み返してみるのも結構面白いんです。

 

本は読み返してこそオモシロい

私は本の処分で迷ったときはもう一度読んでみることにしています。というのも過去に捨ててから「あの本とっておけばよかった!」と思ったことが何回かありまして、本への未練を残さないためにも読み返してから処分することにしているんです。

 

これは非効率的で時間がもったいないと思われるかもしれませんが、内容を忘れてしまった本の場合は読み返すと意外な楽しさがあるんです。

 

期間を置いて読むと本の印象が全然違う

本を購入して初めて読んだ時と、本を一度読んで久しぶりに読み返した時ってびっくりするくらい印象が違うんですよ。

 

初めて読んだときは、「なんだこれ、あんまりおもしろくないな」と思った本でも。

久しぶりに読み返してみると「こんなにいいこと書いてあったんだ?!」と思うことが多々ありました。

その本を読むのは二回目のはずなのに、すごく新鮮でおもしろく感じるんです。

 

もしかすると読み手の僕がアホで本の内容を理解できていなかったり、誤った解釈をしていたり、そもそも本の内容の大部分を忘れてしまったための現象かもしれません。

 

しかし、それ以外にも二度目の読書の新鮮さは別の要因があるとも思うんです。

 

経験値によって本の印象は変わる

二度目の読書が面白くなるというのは、新たな発見が出てくるところにあるように思います。

でも一度読んだはずの本なのに、新しい発見があるのはなんだか変に感じますよね。

 

これは自分の経験の多さが関わってくるんじゃないかと推測しています。

 

一度目に読書した時の自分と、二度目の読書のときの自分は経験していることが圧倒的に増えてると思うんです。

 

初読みの時から二度目の読書の間に、仕事で成功・失敗したり、人間関係で悩んだり、夫婦喧嘩したりとか、大なり小なりいろいろな出来事があるはずです。

その出来ごとの中で、自分に自信を持ったり、後悔したり、なにかしら新しい知見を得たりすると思います。

 

その新たに経験したことが二度目の読書の新鮮さとか発見に繋がっているのではないかなと思います。

 

経験値が増えたことによって本の内容の理解度が以前よりも深まったり文章の解釈、筆者の考えに対する見方が変わったりするのではないかと。

 

それが同じ本でも初読みと数回目の読書での印象が違う理由だと思うんです。

もしそうだとすれば時間を置けば置くほど、自分が新しい経験をすればするほど本の見方と楽しめ方が変わるのではないでしょうか。

 

このような経験から、もし本を捨てるときに迷ったら、読み返してみてから捨てることをオススメします。

 

捨てる哲学 引き寄せの法則

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