「読書はアウトプットが99%」を読みました。
ま、ここでいう読書はビジネス本や自己啓発、勉強のための読書のことですよね。小説やエッセイなど娯楽のために読む本はアウトプットが必要だとは思わないですが。
読んだだけで「わかった」気になる
本って、どうしても一度読んだだけでわかった気になってしまう。
でも、教科書を一度読んだだけで理解することなんかできないように、本も一度読んだだけではぜんぜん頭に内容が入ってないんだと思います。
内容を自分の中に落としこむには「本を繰り返し読む」ということも有効だと思いますが
斎藤一人 本を7回読む理由 「知っている」と「できる」は違う - maze713's blog
アウトプットするって大変なんです。自分の言葉に言い換えたり、自分の経験・体験とつなげて書く・話すことって、けっこう頭を使います。「本を読む」ときとはまったく違う頭の使い方ですよね。
でも、その頭を使う過程で理解が深まるんだろうな。アウトプットすることで、脳に新しい回路が開くような感覚があります。
以下、いくつか引用。
私が本書でいいたいのは、単に本を読めということではなく、読んだ本を自分の中にとどめておくだけでは意味がないということです。
知識や情報を得るだけでは「体得した」という領域には至っていません。
記憶力とは覚える力ではなく、思い出す力なのです。本の内容を思い出し、繰り返し話すことで、初めて記憶になります。本から学んだことをいつでも再生できるようにするには、アウトプットをし続けるしかないのです。
物事は「循環」させることが大事です。
(中略)
川や海は絶えず流れているのでよどみませんが、水がたまっている沼や池は淀みます。本で得た情報や知識も流さないと、頭のなかで淀んでしまうのです。
斜め読みがいいか、精読がいいかは、しばしば議論の対象になりますが、本に合わせて両方必要だというのが私の持論です。
実行は、最強のアウトプットです。
本音を言うと、まずは本に出てきたノウハウの10%でも実行できたら、上出来です。相当なアウトプットの達人でしょう。書いてあることのひとつでも実践できたら十分です。
オレはあまり周りに読書の話ができる人がいないんですが、まあブログに書くのもいいし、実践するアウトプットでもいいですよね。とにかく、読んだら必ず少しでもアウトプットすることは心がけていきたいな。
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