笑顔でホールアウトする平野ジェニファー=新潟県長岡市のヨネックスCCで(武藤健一撮影)
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◇ヨネックスレディス<第1日>
▽6日、新潟県長岡市・ヨネックスCC(6337ヤード、パー72)▽曇り、気温26・2度、風速1・8メートル▽賞金総額6000万円、優勝1080万円▽108選手(うちアマ7人)▽観衆2489人
日系米国人の平野ジェニファー(24)が6バーディー、1ボギーの67をマーク、自身ツアー2戦目で首位発進を決めた。米サンフランシスコ出身、昨年1月に来日してQT(出場予選会)経由でツアー出場資格を取りながら、姉のクリスティナとともに今夏のLPGAプロテスト合格を目指している。同じ5アンダー首位に大山志保(37)=大和ハウス工業=とナ・ダエ(韓国)が並び、1打差4アンダー4位に原江里菜(26)=NEC=ら4人が続いている。
「ママサイドで言うと日系3世」。母方の祖母が日本人という平野。日本語は、まだ聞いて理解できるだけであまり話せないが、ゴルフで堂々存在をアピールした。
「いつもはパッティングが得意じゃないけど、きょうは調子が良かったから、ショットはグリーンに乗せることだけ考えてやってました」
ドライバーショットの飛距離は平均230〜240ヤードで、やや変則的なスイングながら「曲がらないショットがセールスポイント」。インから出て11番で3メートルのバーディーパットを決めると、16番パー3では5番アイアンでピンそば1メートル半に。アウトでも4つのバーディーを追加した。
8番パー4でグリーン左に外して唯一のボギーをたたいたが、堂々トップタイで初日終了。「5月のサロンパス杯はデビュー戦ですごくナーバスになっちゃったけど、もう大丈夫。トーナメントの雰囲気にも慣れましたから」と話した。
サンフランシスコで生まれ育ち、マイアミ大を卒業後、昨年1月に日本に来た。「アメリカでゴルフやっても寂しいし、日本のトーナメントを見た時すごく楽しいと思った。ギャラリーもプレーヤーもみんな優しいし、刺し身、うなぎ、大好き」という24歳だ。
すでにファイナルQT(最終予選会)ランク61位でツアー単年登録しているプロだが、LPGA会員資格も取得すべく、プロテストにも挑戦中。2次予選のポイントランキングでは現在トップを走る。
宮里藍の小技に憧れ、NHK連続テレビ小説のファンという平野。ユニークなニューフェースがV戦線に登場した。 (月橋文美)
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