大々的に発表していなくても、iOS 8には役立つ・便利な機能が多く含まれていそうです。
WWDCの基調公演で公開されたiOS 8のスライド。中央のアイコンの周りには新機能と思われる多数の単語があります。この中に重要なキーワードが隠されていることが多いのです。
たくさんの新機能から、興味深いものを5つ選びました。さくっと見てみましょう!
iOS 8の新機能
Hey,Siri
iOS 8からは、ホームボタンを2度押ししなくてもSiriにアクセスできます。「Hey,Siri」と声を掛けるとSiri起動の合図になるそうです。
ハンズフリーでSiriにいろいろ尋ねられると、アプリを起動したり音楽を聴くためにSiriを起動することが多くなるかもしれません。
かなり未来っぽい。
Shazum with Siri
siriに音楽を聴かせると『Shazum』というサービスにアクセスし、曲を探し出してくれるそうです。さらに、探した曲をすぐにiTunesで買うことも可能になるとのこと。
iPhoneでの音楽の楽しみかたが広がりそうですね。
Rich text editing in Note
噂になっていたテキストエディットアプリでしょうか。iPhone/iPadで純正以外のキーボードを使えるようになると、文章作成が本格化していくと思われます。
iPhoneで文章を書く機会が増えれば、多機能なテキストエディットが必要とする人が増えると予想されます。
キーボードがカスタマイズできるようになったタイミングで、テキストエディットが登場するのは、ある意味必然なのかもしれませんね。
Wi-Fi calling
Wi-Fi Calling は T-Mobileが提供しているサービスで、モバイル回線ではなくWi-Fiを使って通話ができます。圏外のエリアでもWi-Fiにさえ繋がっていれば電話の発着信、メールなどを送れます。
最大の特徴は電話に割り振られている電話番号が使えること。
日本ではいまのところ対応しているキャリアがないのですが、もしどこかのキャリアがWi-Fi callingに対応するとユーザーにとってメリットがある話に違いありません。
今後のキャリアの対応に注目です。
Battery usage by app
iPhoneが謎のバッテリー消費をしているとき、真っ先に起動しているアプリを疑いますが、原因の特定は専用アプリで行うことが多いです。
iOS 8ではアプリごとに、どれくらいバッテリーを使っているかがわかるそうです。
標準の機能でバッテリーの持ちが悪いアプリを特定できるようになったら、アプリを選ぶ基準の1つに「バッテリーの持ち」が加わるかもしれませんね。
つぎつぎと明かされるiOS 8から目が離せない!
以上、一枚のスライドから読み解くiOS 8の新機能の予想でした。
iOS 8は現行のiOS 7のように大きく見た目が変わる部分は少ないですが、確実にユーザーが便利になる機能がたくさんあると感じます。
iOS 8の新情報は随時AppBankで紹介していくので、またチェックしてください!
参考(順不同)
Here are a few lesser-known new features in iOS 8
iOS 8は Siri も進化。周囲の音楽をShazamで調べて即購入、手放しでHey Siri、連続認識など – Engadget Japanese
T-Mobile USのWiFi Callingが今秋リリースのiOS 8で実現予定 « アメリカより
WWDC 2014発表内容まとめ
iOS 8、OS X Yosemite、iCloud Drive、新しいSDK【WWDC2014発表内容まとめ】
▼知ると得するiPhoneのアレコレをチェック▼
AppBankの最新情報をゲット!