蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事
【プロ野球】菅野熱投、最後はサヨナラ 貢さん葬儀の日に巨人劇場2014年6月7日 紙面から
◇巨人4−3西武巨人がサヨナラ勝ちで連敗を2で止めた。3−3の延長10回無死一、三塁で代打横川が左前打して試合を決めた。先発の菅野は8イニング3失点。その後は山口とマシソンが無失点でつないだ。西武は7回に追い付いたが、豊田がつかまった。 ◇ 執念で手向けの勝利をおくった。巨人・原監督が生涯忘れられぬ勝利を手にした。5月29日に79歳で死去した父・貢さんの葬儀に参列した後の試合は延長10回、無死一、三塁から代打・横川が左前適時打。今季3度目のサヨナラ勝ちを収めた。 「思い切って勝負にいき、(横川が)期待に応えてくれた」と熱戦を振り返った原監督。先頭の長野が四球で出塁すると、続く初球に盗塁させるという父親譲りの攻撃的采配が的中しただけに、喜びはひとしお。「準備はできてました」と語る横川を「ナイスバッティング」と褒めたたえた。 この日は初めて貢さんへの感謝の思いを語った原監督。「すべてがいい思い出として残っています」と話し、その哲学を明かした。「正々堂々と人生、勝負を進んでいこうじゃないかと言ってました」。この教えを試合に入っても貫いた。 横川が「葬儀のことは見せなかった」と話すように感傷を捨てた。攻めでは次々に手を打っていく。まさに正々堂々。この姿勢が貢さんが死去した直後、延長12回の亀井の1号ソロでものにした5月31日のオリックス戦(京セラドーム大阪)同様の劇勝につながった。 首位の広島と0・5ゲーム差。しかし、原監督は「1つ勝つことは大きなこと」と気を緩めない。目指すはリーグ3連覇。原監督は亡き父からの授かったイズムを胸に、さらなる高みを目指していく。 (川越亮太) PR情報
おすすめサイトads by adingo
|