日経Linuxの付録DVDは、UEFIブートに対応していない(ような・・・?)
- 2014/01/22
- 07:10
今年になってようやく、Windows8とのデュアルブートが可能となってきたことで、いろいろなことが分かってきましたが、その中の一つが、タイトル通りの↑です。
昨年(2013年)も同様にデュアルブートの構築をいろいろと試みていたのですが、いかんせん中々うまくいかず、実際の所、何ができて何ができないのか、自分がその当時まだちゃんと理解・把握出来なかったことは何なのか、あいまいなままでした。
今となっては、あ~~~、っといった感じで。
まず初めに、ブートプロセスについて。
LPICの本とかには詳しく書かれているとは思いますが、大まかに言えば、以下のようになります。
[32ビットマシン]
主電源ON → BIOS → ブートローダ(NTLDR,LILO,などなど) → OS(Windows,Linux)
これが、最近主流となっている64ビット系だと、以下のようになります。
[64ビットマシン]
主電源ON → UEFI → ブートローダ(Windows Boot Manager,GRUB Legacy,GRUB 2) → OS(Windows,Linux)
ちなみに、BIOSとUEFIの違いなどについては、以下のサイトに詳しくまとめられていました。
BIOS / UEFI の違い及び MBR / GPTの違い
http://tooljp.com/linux/doc/01OS/007UEFI/UEFI.html
私の愛用しているEndeavor NY2300Sも、HDDは500GBで2.2TB以下のために、一見UEFIとか必要ないんじゃないの?と思っていましたが、CPUなどスピード面でとても違いがあるとのこと。
お得なキャンペーン実施中!
あと、GRUBについても、厳密には2段階になっています。
Linuxキーワード - ブート・マネージャ とは:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20070309/264352/
で、要はWindows8プリインストールPCの場合は、[Boot Mode]をデフォルトの「UEFI」で使用しているため、DVD-ROMのブート順序を一番上に持ってきても、日経Linuxの付録DVDはブートしてくれない、ということです。([Secure Boot]を「Disabled」にしても、同じでした。。)
どうしても利用したい場合は、[Boot Mode]を「UEFI」から「LEGACY」に変更する必要があります。(→UEFIはあきらめて、従来からのBIOSとして起動、といった感じですね。)
今の所、私が把握しているのは、↓です。
・[Boot mode]が「UEFI」、[Secure Boot]が「Disabled」で無事にDVDメディアからブートし、インストール可能なもの
①CentOS-6.5-x86_64-bin-DVD1.iso(国内のFTPサイトから入手。)
②Fedora-19-x86_64-DVD.iso(国内のFTPサイトから入手。)
③SL-65-x86_64-2013-12-27-Install-DVD.iso(国内のFTPサイトから入手。)
④ubuntu-13.10-server-amd64.iso(日経Linux 2013年12月号の付録DVDからイメージ書き込み)
⑤ubuntu-ja-13.10-desktop-amd64.iso(日経Linux 2014年1月号の付録DVDからイメージ書き込み)
・[Boot mode]が「UEFI」、[Secure Boot]が「Disabled」では、DVDからブート出来ないもの
⒈日経Linux 2013年12月号の付録DVD
⒉「CentOS 6徹底活用ガイド―インターネットOSを最強アプリで使いこなそう!」の付録DVD
日経Linuxについては、毎月購入していませんが、恐らく今までに出たものは全てUEFIからDVDブートしなさそう・・。(実際には未確認のため、詳細は分かりかねますが・・。)
セキュアブートをオフにしているわけだから、ブートぐらいはしてもよさそうですが、なぜかwindows ブートマネージャが起動します。やはり、Fedoraとかと同じように日経Linux専用の『shim.efi』ファイルが必要、ということでしょうか?
雑誌の中でも、黄緑色の付録DVDが入っている紙製の袋の裏に、「一部のパソコンで動かない場合が・・」みたいな記述がありますが、これがいわゆる「UEFIブートを利用したパソコン」ということになるのでしょう。
私自身、去年までずっと何故なのか分からずじまいで、最近になってようやく気付きました。。
昨年(2013年)も同様にデュアルブートの構築をいろいろと試みていたのですが、いかんせん中々うまくいかず、実際の所、何ができて何ができないのか、自分がその当時まだちゃんと理解・把握出来なかったことは何なのか、あいまいなままでした。
今となっては、あ~~~、っといった感じで。
まず初めに、ブートプロセスについて。
LPICの本とかには詳しく書かれているとは思いますが、大まかに言えば、以下のようになります。
[32ビットマシン]
主電源ON → BIOS → ブートローダ(NTLDR,LILO,などなど) → OS(Windows,Linux)
これが、最近主流となっている64ビット系だと、以下のようになります。
[64ビットマシン]
主電源ON → UEFI → ブートローダ(Windows Boot Manager,GRUB Legacy,GRUB 2) → OS(Windows,Linux)
ちなみに、BIOSとUEFIの違いなどについては、以下のサイトに詳しくまとめられていました。
BIOS / UEFI の違い及び MBR / GPTの違い
http://tooljp.com/linux/doc/01OS/007UEFI/UEFI.html
私の愛用しているEndeavor NY2300Sも、HDDは500GBで2.2TB以下のために、一見UEFIとか必要ないんじゃないの?と思っていましたが、CPUなどスピード面でとても違いがあるとのこと。
お得なキャンペーン実施中!
あと、GRUBについても、厳密には2段階になっています。
Linuxキーワード - ブート・マネージャ とは:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Keyword/20070309/264352/
で、要はWindows8プリインストールPCの場合は、[Boot Mode]をデフォルトの「UEFI」で使用しているため、DVD-ROMのブート順序を一番上に持ってきても、日経Linuxの付録DVDはブートしてくれない、ということです。([Secure Boot]を「Disabled」にしても、同じでした。。)
どうしても利用したい場合は、[Boot Mode]を「UEFI」から「LEGACY」に変更する必要があります。(→UEFIはあきらめて、従来からのBIOSとして起動、といった感じですね。)
今の所、私が把握しているのは、↓です。
・[Boot mode]が「UEFI」、[Secure Boot]が「Disabled」で無事にDVDメディアからブートし、インストール可能なもの
①CentOS-6.5-x86_64-bin-DVD1.iso(国内のFTPサイトから入手。)
②Fedora-19-x86_64-DVD.iso(国内のFTPサイトから入手。)
③SL-65-x86_64-2013-12-27-Install-DVD.iso(国内のFTPサイトから入手。)
④ubuntu-13.10-server-amd64.iso(日経Linux 2013年12月号の付録DVDからイメージ書き込み)
⑤ubuntu-ja-13.10-desktop-amd64.iso(日経Linux 2014年1月号の付録DVDからイメージ書き込み)
・[Boot mode]が「UEFI」、[Secure Boot]が「Disabled」では、DVDからブート出来ないもの
⒈日経Linux 2013年12月号の付録DVD
⒉「CentOS 6徹底活用ガイド―インターネットOSを最強アプリで使いこなそう!」の付録DVD
日経Linuxについては、毎月購入していませんが、恐らく今までに出たものは全てUEFIからDVDブートしなさそう・・。(実際には未確認のため、詳細は分かりかねますが・・。)
セキュアブートをオフにしているわけだから、ブートぐらいはしてもよさそうですが、なぜかwindows ブートマネージャが起動します。やはり、Fedoraとかと同じように日経Linux専用の『shim.efi』ファイルが必要、ということでしょうか?
雑誌の中でも、黄緑色の付録DVDが入っている紙製の袋の裏に、「一部のパソコンで動かない場合が・・」みたいな記述がありますが、これがいわゆる「UEFIブートを利用したパソコン」ということになるのでしょう。
私自身、去年までずっと何故なのか分からずじまいで、最近になってようやく気付きました。。
- テーマ:UEFI セキュアブート
- ジャンル:コンピュータ
- カテゴリ:UEFIブート
- CM:0
- TB:0