2014年5月5週目の主なできごと
・バドミントン男子 初の世界一へ(5月26日)
・『アナと雪の女王』12年ぶり復興収入200億円突破(5月27日)
・夏のボーナス8.8%増加 伸び率過去最高(5月29日)
・明石家さんま、32歳年下の女性社長と熱愛報道(5月30日)
・大分県日田市で35℃超え 今年初の猛暑日(5月31日)
撮影のために銀行から一億円
おぐらりゅうじ(以下、おぐら) 前回の益若つばさ繋がりで、与沢翼の話もしましょうか。
速水健朗(以下、速水) 益若つばさから与沢翼か。いいつながりだねえ(笑)。
おぐら 与沢翼を漫画化した『与沢物語 ―平成の肉食主義―』の版元はインフォレストですし。
速水 経営する会社フリーエージェントスタイルが税金などの支払いによって資金がショートし、ブログで破綻宣言(4月6日)をした。「今日から無理をしてお金持ちのふりをする必要がなくなったので、楽になりました。」って。
おぐら でも商魂たくましく、その破綻宣言もエンターテイメントショーとして成立していたし、すぐさま『与沢翼の転落物語』をメルマガで配信ですよ。
速水 あのFacebookの破綻宣言だけど、感動してた人が多かったね*1。
*1 『ご報告』 - Facebook 与沢翼
おぐら 弱さをさらけ出す感じ、魅せますよね。すべて僕が悪いです、完全に僕の敗北です……っていう。
速水 与沢翼は最初から一貫してるよね。そういう人を引きつける文章テクニックが彼のビジネス、つまりポエムだよね。この件は、一連の佐村河内、小保方の謝罪の流れを組んでいるわけだけど、僕的に気になるのはこれらを叩く側よりも、擁護する人たちなんだよね。擁護する人たちって大抵、「悪意がないのに責められてかわいそう」っていうんだよ。「悪意がないから」とか「悪気はなかったはず」って言葉をいろんなところで聞くようになってる気がする。
おぐら 悪いことや間違ったことをした時に、その自覚があるかないかの問題もありますね。本人としては「そんなつもりはなかった」とか、あるいは「知らなかった」で許される範囲なのか。さらにいじわるな見方をすれば、悪意が見えないよう巧妙に振る舞っている可能性もあるわけで。そうそう、実は僕、与沢翼の自宅に行ってインタビューしたことあるんですよ*2。
*2 ネオヒルズ族 与沢翼インタビュー「情報ビジネスなんてカッコ悪いと思ってた」
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