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ドウゲンザッカーバーグが1ヶ月で2人のエンジニアを雇った方法

http://ticktockblog.com/post/63554352687/1-2ドウゲンザッカーバーグが1ヶ月で2人のエンジニアを雇った方法

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スタートアップはやることなすこと大体が無理ゲーなのですが、特に採用は鬼モードで紅をフルコンボするくらいの難しさがあります。

といいますのも、一般的な募集要項というものを正直につくると、

◎給与15万/月

◎経験者優遇

◎9時出社26時退社

◎週休なし

◎ボーナス、福利厚生なし

みたいな感じになります。大げさと思われるかもしれませんが、実際に自分たちと同じことを求めると上記のような感じになります。

いやぁ無理ゲー。

しかも即戦力だなんてゆうもんだから、とりあえずフィリピンにでもいくしかねぇかな、と思いガチでパスポートを更新しにいきました。

それはさておき。

一般的にスタートアップが採用をしようとすると、

◎自分たちより年上の社員を高い給与で雇う

◎自分たちと同い年か学生を自分たちと同等の給与で雇う

みたいな選択をすることになると思います。資金調達などをしてお金に余裕があり事業を加速させたい場合は前者を選び、お金がない場合は否応がなく後者を選ぶことになります。

僕らはお金はなかったのですが「最悪自分たちの給料5万でもいけるよね」というテンションで「とにかく仲間を増すぞ!!」ときめて、両方やりにいきました。

ちょうど会社も2年めの中盤を迎え、社内に新しい風を吹かせることが絶対に必要だと感じていたからです。

それまで採用というものを本格的にしたことがなかったのでとにかく両方やって長所短所知ろう、とゆうことで、いろいろやってみました。

結果として2人のエンジニアのジョインがきまったのですが、この1ヶ月で弊社が行った取り組みと結果をご紹介し、無理ゲー攻略の道筋にしていただけたらと思います。

■派遣社員紹介

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まず弊社の株主たちに「どうやって採用をしたらいいですか?」と相談したところ、「僕らは最初人材紹介会社から派遣を雇ってたよ、いまでは正社員になってる人もいるよ」とのことだったので、全く同じことをやってみました。

レバレジーズ、トライブ、gooyaの3社に派遣のPHPエンジニアを募集してもらいました。

レバレジーズ、トライブには20、30代、PHPエンジニア、給与20-50万くらいで探してもらったのですが、結局見つからず、gooyaはもともとお知り合いだったのもあり20代、PHPエンジニア、週7でフルコミットという無茶な条件でお願いし、やっぱりおらず、結果派遣会社からの紹介は1件もありませんでした。

派遣で年上の人が来てうまく馴染めるのか・・?という疑問もあり、最初のアポ以来先方に丸投げの状態だったことも関係しているとおもうのですが、派遣社員は応募がありませんでした。

■成果報酬型の無料媒体

派遣を募集しているあいだにコツコツと成果報酬型の無料媒体への掲載をはじめました。

◎wantedly

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◎jobshare

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◎ジョブセンス

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wantedlyでは何件か応募をいただいたのですが、プログラミングをはじめたばかりという方が多くて、ちょっと弊社の現状では厳しく、ジョブセンスも1件来たのですが「30代、子持ち」とのことで、これもまた厳しく。

jobshareは音沙汰ないし、なかなかインバウンドで求める人物像からの連絡をまつのは、いつになるかわからないし厳しいなーとおもいました。

■大学へのアプローチ

とゆーかそもそも求める人物像に一番近いのって休学中の学生とかじゃないかな?という感じになって、大学へもインターンのアプローチをおこないました。

カメラマンのアルバイトを募集したときに大学へ掲示を行って20人ほど人を雇った経験があったので、今回も各大学に電話で掲示の許可を取り付けパンフレットを送付しました。

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思い出して欲しいのですが、大学のインターンやアルバイトの募集って白黒のものが多いのです。だからカラーで貼られるとめちゃくちゃ目立つんです。しかも今流行りの「アプリ」!来るっしょ!来ないわけ無いっしょ!と思っていたら、掲示から2週間、見事に音沙汰がありませんでした。

大学の人に泣く泣く聞いた所「夏前はインターン需要が高まるが、秋学期はじまったばかりは勉強が忙しくてインターンは下火になりますよ」とのこと。

まぁそうか、そうだよな。。学生さんは勉強が本業だもんな。。


■人伝ての紹介

ここまで書いてありませんでしたが当然、知り合いのエンジニアには声をかけていて、実際にオフィスに来ていただいたりしていました。

もともと友達だったりするので、凄くやりやすいのですが、なかなかタイミング的に100%フルコミットをお願いするのは難しそうで、一部一緒のプロジェクトをお手伝いしていただいてたりしています。

■バズ用ランディングページ

とにかくお金をかけずに僕らが人を募集していることを知らせねば・・!ということでバズる採用ページを作ろうと思い、以下のようなものをつくりました。

◎進撃のエンジニア

いま流行りの進撃の巨人にかけて、進撃のエンジニアという特設サイトをつくりました。鬼バズり間違いなしwwwと思っていたのですが、サイトが重すぎてさほどバズらず・・。

見ていただいた人からは面白い、との反応をいただいたものの応募はありませんでした。

◎GREE

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そうこうしていると下記のようなニュースが飛び込んできました。

グリー、希望退職者200名を募集 - 今期業績予想も「算定困難」

なんと!棚からぼたもちとはこのこと!!・・・と思ったのかは知らないのですが、うちのデザイナーが10分ほどで上記のサイトを勝手につくり、「公開していいよね?」→俺「お、おう・・」という感じで公開に至りました。

これが反響を得て1日で1000いいねを集めました。

実際にGREEから応募はなかったのですが、こちらをみた別の会社のエンジニアの方から御連絡があり、めでたく一緒にお仕事をすることになりました。

SEのお仕事をされている一回り年上の方で、朝の9時 - 11時が毎日これる、とのことだったのでお願いをしました。

よかった・・・・・!!!!!!!!

いろいろ考えてやっていても、こうゆう思いつきが結果につながっちゃったりするので、わからないものです。

■twitter

ただ、まだです。4人採用をすると目標をたてているので、あと3人集めなくてはいけません。

引き続き休学中の学生とかいいなーと思っていたので、どこにあつまってるんかなー、と考え、「twitterのインターン情報つぶやいてるアカウントとかフォローしてたりしないのかな?」と思って、しらべてみました。

すると、

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こんなアカウントがありまして、こちらをフォローしている学生さんで良さそうなプロフィールの方から御連絡をしていきました。

これがいるわいるわ、慶應や東大の学生さんからプログラミングをやられている学生さんまでたくさんおりまして、鬼のように個人アカウントから@メンションを送りまくっておりました。

900人のフォロワーさんから厳選して40人ピックアップ。

40人にメンション→4アポ→1採用

という感じで、なんと一人採用にいたりました。

都内の大学の4年生で来年春からエンジニアで働くことがきまっており、ちょうどヒマをしていたようで、半年間だけジョインしてもらうことになりました。

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もともと他社でインターン経験もあったとのことで、最初からスムーズに仕事を一緒にすることができ、うちのエンジニア陣も驚いていました。




と、ゆうことで結果があったのはGREEのサイトとtwitterでした。GREEのはさておき、twitterは再現性があるので「こうゆう人と仕事がしたい」と思ったら、twitterでアプローチするのはありだなぁ、とおもいました。


余談ですが、先日wondershakeの鈴木くんとランチをしていて、彼もtwitterでウィザード級のエンジニアを採用、その後その人の前職の伝手でどんどんエンジニアが入っているようで、こうゆうループにはいると採用は楽になるなーとおもいました。

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    • #採用
  • 8ヶ月前
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