小林よしのり氏　天敵・指原称える「気の利いたスピーチできるんだ」

小林よしのり氏

　◇ＡＫＢ４８第６回選抜総選挙　（２０１４年６月７日　味の素スタジアム）

　ＡＫＢ４８ファンを公言する漫画家の小林よしのり氏（６０）が７日夜に自身のブログを更新。総選挙で初の１位を獲得した渡辺麻友（２０）を祝福するとともに、“天敵”指原莉乃（２１）に賛辞を贈った。

　指原が２位に入った連絡を受けて、あわててテレビを観たという同氏。まずは、昨年の総選挙で「バラエティータレントが１位になった」とつづるなど、厳しい言葉を重ねてきた指原に対して、この日は「泣きながら悔しいと話していた。そのスピーチが自然で、日常性があって、とても素晴らしかった」と絶賛。「２位になったらこんなに気の利いたスピーチができるんだ。さすがだな」と称えた。

　また、渡辺の初栄冠の裏には「まゆゆには優子のファンが入れたに違いない」と分析。さらにスタジアムに沸き上がった大音量の「まゆゆ」コールについては「ファンの良心が結集したなと思った」とつづり、「ここで運気を変えないと、ＡＫＢ全体が衰退していくという危機感が、ＡＫＢファンの中にも芽生えていたのだと思う」と、襲撃事件を受けてのファン心理を解説した。

　渡辺の１位がよほどうれしかったのか「今後、雑誌のコメントを求められても、応じようっと」と心変わりも示唆。最後はひときわ大きな文字で「まゆゆ。おめでとう！」と喜びを表した。