ベネチアの防潮堤に絡む贈収賄疑惑が浮上、イタリア

2014年06月07日 20:10 発信地:ローマ/イタリア

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×イタリア・ベニス(Venice)のリアルト橋(Rialto Bridge)の近くで、高潮で浸水した地面の上に渡された板の上を歩く人たち(2010年11月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANDREA PATTARO

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【6月7日 AFP】イタリアの国内メディアは6日、海水面の上昇から運河の街ベネチア(Venice)を守るために建設中の防潮堤に絡む贈収賄の証拠が明らかになったと報じた。警察の強制捜査が入った場合に備え、証拠となる文書には食べられる紙が使われていたという。

 警察が押収した文書は、55億ユーロ(約7700億円)をかける防潮堤の建設事業を監督するコンソーシアム、ベネチア・ノーバ(Venezia Nuova)の関係者の両親の家に隠されていた。

 地元紙イル・ガゼッティーノ(Il Gazzettino)は、捜査で明らかになった文書の内容を紹介。記事によるとこの文書には、建設契約に関連して数万ユーロ(数百万円)のリベートを受け取った当局関係者の氏名と受領額のリストが記載されていた。

 別の地元紙ラ・ノーバ・ベネチア(La Nuova Venezia)はこれに先立ち、コンソーシアムの別の職員がコンサルタントに対し、「別の紙に書いておけ。食べられる紙だ。いつか誰かが来たら、飲み込んでしまえるだろう。これは冗談じゃないぞ」と話すところを警察が盗聴していたと報じた。また、こう言われた側の男性は、「彼ら(警察)が夜、私の家に来て、明日全員を逮捕すると言った。私が捕まれば、彼らは手掛かりを失うことになる」と話したと伝えられている。

 警察は、数百万ユーロ(数億円)に上る賄賂が政党の資金として違法に使われたとみられることを把握しているという。

 防潮堤の建設事業は2003年に着手されたものの、作業は大幅に遅れており、完成予定は現在のところ2016年とされている。(c)AFP

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