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大逆転!太平洋戦争、大東亜に勝利せよ!! 作者:早乙女 涼風

大本営宛『我レ、哨戒​八、……(不明)ト思​ワレル軍艦発見ス』

三笠「本当にいいのか?」
作者「いいんだよ、これで」

注・戦記マニア、又はそれらに部類される人はきっと知ってる艦です。
長閑な海があった。否、長閑な海しかなかった
船魂「ヒマだー!」
船長「この辺りの島があったら泳がしてやるから我慢しろ凜(船魂、船長が娘の名前を付けた、だってNo.8じゃあねぇ…)」
凜「うー…」
乗組員「船長、電探に海図に無い島影が」
船長「まーじか」
凜「泳いでいい!?」
船長「…(凜にかるく頷く)総員、島捜索準備、大本営にも連絡を」
乗組員「了解」

五分後

凜「泳ぐぞ~~~~~!!」
船長「(かるく無視)A班は俺に、B班は通信長についていけ、海岸沿いに進み合流後内側捜索」

三分後

通信長「意外と大きい島だな」
乗組員「えぇ、」

その頃

船長「乗組員を全員呼べ!!」
乗組員2「はい!!」

二分後

通信長「こ…これは…?」
乗組員「軍艦…」
船長「艦尾に艦名があるな」
それは錆だらけだったが"う……"と書かれてた。
乗組員3「まさか…"畝傍"?」

畝傍…建造当時最強の艦(ですよね?)、東シナ海で行方不明になっていた。

船長「艦内捜索開始」
しかし艦内はボロボロで甲板には
ツルッ
ビターン!!
ツルツルツル
電探員「ウワァァ!!!」
…苔がむしてた。
更にドアも錆び付いており開きにくかった。
グッグッ
乗組員「くそっ堅いな…」
(いきなり)ガチャン!!
ふらいあうぇいwww
乗組員「ウワァァ…」
ドッポーン!!(笑)
やがて
船長「ここ…艦長室だよな?」
中には金髪碧眼の明治時代の海軍服を着た少女が古びた椅子に座ってた。
金髪碧眼「誰だ!!」
船長「大日本帝国海軍外洋哨戒部隊第八番艇船長、檜山孟ひやまはじめだ。お前は畝傍の"艦魂"か?」
艦魂「あなた…私が見えるの?」
檜山「あぁ」
艦魂「しかも帝国…海軍?…やっと…やっと会えた…えぇ、私は戦艦"畝傍"よ」
檜山「他の乗組員は?(きっとダメだろう…だが)」
畝傍「もう…だれもいない…みんな…みんな死んじゃった」
檜山「脱出は?」
畝傍「出来なかった…東シナ海で嵐に遭って機関が壊れて…」
檜山「それで」
畝傍「みんな…なんとか脱出しようとしたけど…そんときは渦潮があって…」
檜山「その原因の珊瑚礁ならこっちも面倒くさいから四○粍機関砲で吹き飛ばしてからきた」
畝傍「そう…でも脱出出来ないとわかったら艦を拠点に生活を始めた…幸い水は涌いてたし…魚貝類も多かったから…でも…」
檜山「まさか…内輪もめか?」
畝傍「そう…最初はうまく行ってた。そんなとき砲術長が『こんな島なんてさっさとカッターで出ちまえばいいんだ』って言って…喧嘩になって…全滅した」
檜山「どうりで艦内が弾の後や薬莢が転がってんのか」
畝傍「そう…でも久しぶりに帝国軍に逢えて良かった…ありがとう」
檜山「日本の土を踏もうという気は?」
畝傍「ある…でも…」
檜山「大丈夫、この世界は…お~~~~~い!」
畝傍「?」
作者「呼ばれて飛び出てなんとやら、いつもニコニコあなたのそばに這い寄るこn…「ガッッ!!」ブベラッ!」
ひゅ~ん…
ドゥウン!!
檜山「前置きはいい、"あんたの"判断は?」
作者「"愛宕"と"鳥海"が向かわす、後二十分くらいかな、それまでお茶でも飲むか」

中略(てぃーたいむ)

愛宕乗組員「これが伝説の畝傍…」
鳥海乗組員「曳航索よーし」

愛宕、鳥海艦長『機関、全速前進!』

ブオオォォ…
ズッ、ズズッ、ズズズッ

檜山「"畝傍"海岸線から離脱、引き続き曳航」

愛宕、鳥海艦長『ようそろう』

ザザザザザッ

檜山「"畝傍"喫水まで離脱、引き続き曳航」

愛宕(ry『ようそろう』

ザザザッ

檜山「曳航一時中止、愛宕は右舷艦首、鳥海は左舷艦尾を押し、艦の向きを代えろ」

愛(ry『よ(ry』

ちなみにそのとき

愛宕「はじめまして、高雄型重巡の愛宕です」
鳥海「同じく鳥海です」
畝傍「巡洋艦畝傍です…よろしくお願いします…」
愛宕「よし、自己紹介終わったから飲むか」
凛「まぜて~、あっ私は第八哨戒艇の凛、よろしく」
畝傍「はあ」
鳥海「酒は?」
畝傍「こんなので良ければ…」

バーボン
ウオッカ
ジン
ワイン(赤)
シェリー酒
を出した
愛宕、鳥海、凛『私たちは…』
愛宕 艦長秘蔵の日本酒
鳥海 参謀長秘蔵の(ry
凛 通信長(ry

愛宕「じゃぁ、"畝傍"発見を祝って」
全員『かんぱ~い』

その後、愛宕は愛宕艦長に鳥海は参謀長に、そして凛は通信長に大目玉を食らった。

そして…

呉海軍基地(艦魂のみ)

大和「初めまして、連合艦隊旗艦"大和"です」
武蔵「同型艦武蔵です」
長門「長門です」
etc.
畝傍「畝傍です。よろしくお願いします」
大和「我々はあなたを歓迎します。」

こうして、正式に畝傍は艦魂にも受け入れられた

作者「どう改装しようかな…」
遥「艦体延長→機関換装→武装改装、じゃないの?」
作者「いや、斜め甲板をつけてみよいかなとも」
遥「任せた」
作者「任せられた」
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