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大逆転!太平洋戦争、大東亜に勝利せよ!! 作者:早乙女 涼風

接触

まえがきとお断り
この小説は超御都合主義です。"紅の海"、"内閣総理大臣"、"どっかの議員"、"同級生"等々とはこれっぽっちも微塵も欠片も全く全然関係ない筈です。
尚、つたない文章のため、"不思議"なことがありますが気にしないで静かに感想、メッセージを送って下さい


私立上木ヶ丘中学校生でミリヲタの鈴木遥すずきはるかはこの日、横須賀に居た。
目的は記念艦(戦艦)"三笠"を見るためだった。
「ん~いい天気!!」
確かに空は雲一つ無く、風がそよそよと吹いていた。
艦内歩いてると"彼女"はそこに居た。遥は小走りでその"女性"に近づくと、小声で確かにこう言った。
「久しぶり、三笠」
何故小声かはすぐ分かる
「遥か、久しぶり。どうしたの?」
こっちは普通の声
「定期テストがあってさぁ」
また小声
「でも、遥もよく疑わないね、私達、艦魂が見えることに」
普通の声の大きさの女性が言った。
(注・艦魂とは船、艦の守神のようなもの)
「私の家って五世代前まで神社の神主だったみたい、それでじゃない?」
と小声の遥
「ふ~ん?でも驚かない?」
と三笠(以下艦(船、機、車)魂の発言は""で表します)
「でもふてくされた顔した金髪の子がマスト(注・垂直にたった金属棒、この場合は旗をあげるもの。お部屋○しマストではない)に立ってて誰も気にしてなかったらわかるでしょ?」
"まぁ…ね、遥は全ての艦(船)魂が見えるの?"
「うん、見えるよ、車魂(艦魂の車等版)も見えるし、プロの航空自衛隊の機体から飛魂も見たことある、パイロットは知らなかったみたいだけど」
"(超小声)五十六?…やっと…やっと見つけたよ…日本を救える人が…今の世界に居たよ…"
「三笠?」
三笠そう言った瞬間、遥の視界から三笠も、"記念艦"三笠も、他の人も見えなくなった。

気がつくと、遥は艦内ではなく、知らない部屋で知らないおじさん(おい!!)頭の上に居た
お互い「へっ?」
ずでーーん!!ガラガラ
遥「いった~い」
??「あ痛たた、お主は誰じゃ?どこから出てきた?」
遥「わからないわよおじさん、おじさんこそ誰?」
昭和天皇(以下天皇)「朕は、今上天皇じゃ、さぁお主は誰じゃ」
遥「こっ…今上天皇!?知らぬとは言えご無礼を!!私は鈴木遥と言います!!」
辻政信(つじーん)「陛下!!今のお…?…と?は…?」
天皇「辻参謀長、この方は鈴木遥という方じゃよ(さすさす)」
つじーん「貴様!!何処から恐れ多き天皇陛下に接触した!!」
遥「上から…この…陛下の頭目掛けて…」
近衛兵A「貴様!!陛下になにを!!」
天皇「兎に角、彼女が何処から来たか、どの時代の者かはすぐわかる」
あれ?いま陛下"時代"と言わなかった?
近衛兵A「陛下、いま"時代"と言いませんでした?」
天皇「言ったぞ」
全員(含作者)「!?(私が未来から来たってバレてる?by遥)」
天皇「彼女が落ちてくる少し前に海軍の山本くん経由でな、ほら、」
紙切れに書いてあったのは数行前後だった。

今日と明後日に未来から二人の女性を贈る。日本の未来を決めるから待っててね、名前は
鈴木遥(皇居のどっかに落とす)
橘蜜柑(海軍省のどっかに落とす)
間違ってもヤらないでねぇ

三笠より

全員(含作者)(除天皇)「………(怖!)。」
天皇「はっはっはっ」
いや、なに笑っとんのよとっちゃん
遥「とっ…兎に角私が昭和の人でないことを証明しますね…」
つじーん「うむ」
多いので箇条書きにします。by作者
PC(無線ラン、コンセント付き)
携帯(ソーラー充電)
歴史の資料集(日本史)
歴史の資料集(世界史)
日清、日露、第一次、第二次大戦、大東亜、太平洋戦争を全て纏めた誰得な本
プラモデル(この時代にプラスチックはない)
瞬間接着剤(プラモデル用)
第二次大戦(太平洋)全鑑艇の鮮明な3D映像本(だから誰得?)

遥「…以上です。」
天皇「このPCというのは?」
遥「ちょっと待って下さい」
操作をし流したのは"軍艦マーチ"だった
"~守るも攻めるも黒金の(ry~"
つじーん「ふむ、携帯というのは?」
遥「辻参謀長、顔を」
つじーん「ん?」
パシャっっ
遥「どうです?」
そこにはカラーに映ったつじーんの姿が
と、その時
天皇「鈴木くん。今日はもう遅いから泊まってきなさい。それと辻参謀長、」
つじーん「はい」
天皇「明日までに山本くん、南雲くん小沢くん(民主党の小沢ではない)あと陸軍の重鎮を呼びなさい」
つじーん「はい!」

全員退室(除天皇、遥、作者)

天皇「さて、鈴木くん、この本何冊かを信じると…」
そういうと口を噤む陛下
遥「戦争に負けた上憲法を半強制的に変られ、軍隊と愛国心がなく世界の財布と化してるのが私のいた2012年の日本国の姿です。」
天皇「この国連の収集グラフだとアメリカが22%だが?」
遥「アメリカは殆どを払わずに済ましてます。それ以外の国も大なり小なり一緒で個人的には国連で指定された額を耳を揃えてだしてるのは日本国だけかと。ちなみに太平洋戦争後、この大日本帝国は日本国へっ名称を変えています。2012年の世界地図はこうです。」
遥が広げた地図には日本は小さかった
天皇「うーむ…」
遥「陛下が明日までに陸海軍の重鎮を集めるのは私と私の友達、蜜柑でどうすればアメリカに勝てるか、勝てなくてもどうすれば原爆を落とされないか、そのために集めるのでは?」
天皇「わかってたか…」
遥「陛下しか居ないから言いますが、日本が戦争に負けたのには以下の理由があると考えます。
一、陸海軍での連絡がない
二、部品が陸海軍で違う
三、陸海軍が予算を争う
四、新しい戦術を入れない
五、固定概念に捕らわれる
六、兵器が細かい
です」
天皇「どうすればよい?」
遥「陛下には先に言いますが以下の通りです。
一、陸海軍で共通の物を使う。例えば海軍の機体に陸軍のエンジンをつける
二、暗号も統一する。出来れば陸軍暗号
三、女性パイロットの育成、
四、零戦(十二式艦上戦闘機)、九九式艦爆、九七式艦攻の防弾化
五、ジェット戦闘機の早期開発
六、工場の分散
七、空母の増産
八、軍艦の対空武装強化、四十粍砲の採用
九、油の備蓄
十、戦闘機の七.七粍弾の廃止、十二.七粍弾の採用
十一、年功序列の廃止
十二、中国、台湾、朝鮮からの撤退
十三、大量のパイロット育成
ざっとこんこものです」
天皇「わかった、明日、皆と相談しよう。さて、君の寝床は彼に付いていった所だ。では」
遥「おやすみなさい、陛下」

その時別の場所

山本「わかった、明日、陛下と相談しよう。さて、君の寝床はあっちだ。では」
蜜柑「おやすみなさい、長官」

次回、新しい仲間(蜜柑の彼氏)も現れ、会議は陸海軍怒鳴りあい、日本はどうなる?

意見、感想、待ってます!!(^_^)ノ
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