“接触イベント”をやめられない弱小アイドルの裏事情
東スポWeb 6月6日(金)16時38分配信
AKB48メンバー襲撃事件のような悲劇を繰り返さないため早期の対策が叫ばれる中、これに苦悩しているのが、日本中に乱立するおのおののアイドルグループだ。
日本中に大きな衝撃を与えたあの事件から1週間がたった先週末、各地では何事もなかったかのように、アイドルとファンが触れ合うイベントが数多く行われた。一部では警備員を配置したり、まさかの事態に備えていたが、なかなか全部がそうもいかない事情も。某アイドルグループの関係者が明かす。
「大手の事務所など、資金力があるところがバックアップしてるグループは、警備員を置いたりできる。けど大多数を占めるのは細々とやってるグループで、そんな子たちのところは難しい。せいぜい手荷物検査するぐらいだろうが、スタッフの数が足りず、ファンの良識に任せるという判断を下さざるを得ないグループもある」
有名アイドルグループ以上に、これまで危険にさらされていると言われていたのが、世間的にはまだ無名のアイドルたちだ。
「ファンの数も少ないため、接触する時間が増える。そのため一部にはストーカーのようになってしまうファンもいた。それでも出入り禁止にするくらいしか策はなかった」と前出関係者。
ならば、ダウンタウン松本人志(50)が1日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で「握手会の小規模化」などを提言したように、ファンとの接触時間を減らせばいいという意見もあるだろうが、それも簡単にはいかないようだ。
「弱小アイドルグループは結局、収益の多くを2ショットチェキ(チェキはインスタントカメラの意味)の撮影など、本人たちによる物販に頼っている。これをやめると立ち行かないグループが続出するだろう」(前同)
事件が起きても、十分な対応ができないのが現状だ。
最終更新:6月6日(金)17時30分
WEBで話題の関連記事
※Buzzは自動抽出された記事です。
エンタメアクセスランキング(雑誌)
-
1
出演者が“交際ぶり”をベラベラと…セクハラ・パワハラが横行する人気番組『テラスハウス』のがっかりな舞台裏サイゾー6月7日(土)10時0分
-
2
山田優 有名産婦人科に通いながらの1年間の妊活を経て妊娠NEWS ポストセブン6月6日(金)7時6分
-
3
好きな春ドラマ1位は『MOZU Season1 〜百舌の叫ぶ夜〜』! 主演の西島秀俊ファンも急増!写真オリスタ6月6日(金)9時33分
-
4
指原莉乃、裏の顔に批判噴出?芸能記者には横柄な一方、テレビ制作陣にはイイ顔で取り入る写真Business Journal6月6日(金)0時42分
-
5
プレゼントに使用済みコンドーム? AKB48のこぎり事件から考える芸能人の“革新と劣化”写真サイゾー6月7日(土)20時0分
読み込み中…