ＡＫＢ超厳戒態勢　ペンライトを“分解”チェック　

日産スタジアムで開催された昨年の選抜総選挙より。１位に輝き感極まる指原莉乃（中央）

　７、８日に味の素スタジアムで開催される「ＡＫＢ４８選抜総選挙」と「大島優子卒業コンサート」について、手荷物を金属探知機でチェックするほか、ペンライトの中身まで開けて検査するなど、超厳戒態勢となることが６日、分かった。ＡＫＢの公式ブログで発表された。

　同ブログでは４日に、金属探知機によるボディチェックと手荷物検査を行うことを発表。警備強化のため入場に時間がかかるとして、開場時間を１時間繰り上げることを発表し、ファンにも１時間早い来場を呼びかけていた。

　６日は「入場の安全に関するお願い」のタイトルでブログが更新され、改めて手荷物検査、金属探知機による検査の実施を告知。来場者の理解と協力を求めた。

　『手荷物検査時の持込み禁止物』の事項にはカメラなどの撮影・録画機材をはじめ、「人為的に傷つける恐れがある物」も記載されている。

　注目されるのは、「手荷物検査時は、ペンライトの中身を確認させて頂きます。予め、点灯部と連結部を分けてご用意下さいませ。」との記述。爆発物などの警戒のため、ペンライトを点灯部と連結部に“分解”（分ける）し、中身まで厳しくチェックするという。通常のコンサートなどのイベントではみられない、異例の超厳戒警備となる。