<AKB48総選挙>厳重警備…「仕方ない」「距離ある」
毎日新聞 6月7日(土)21時36分配信
アイドルグループAKB48の新作シングル曲を歌う16人を決める「第6回選抜総選挙」開票イベントが7日、東京都調布市の味の素スタジアムで開かれ、土砂降りの雨の中、約7万人が熱狂した。5月25日の握手会襲撃事件を受け、金属探知機の導入など異例の警備体制が敷かれたが、支障なく進行。懸念された事件の影響は最小限に抑えられた格好だ。
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◇雨の中、ファン7万人
岩手県での握手会でメンバーが切り付けられた事件後のビッグイベントだけに、会場は厳重な警備体制が敷かれた。「安全対策の強化はやむを得ない」と、ファンも受け入れムードだが、「ここまで必要なの」との声もあった。
会場の入り口付近に設置されたテントでは、スタッフが来場者に身分証の提示を要請し、警備員らが一人一人に金属探知機を当てるなどして所持品を検査。雨天の中、テント前にはセキュリティーチェックを待つファンの列ができていた。警備員は当初の予定より60人ほど多い約960人を配置。ステージと客席の最前列の間には障害物が置かれ、管轄する警視庁調布署員約50人も警戒に当たった。
新潟市から駆けつけたアルバイト、笹川竜也さん(22)は「今までと変わらない距離感でメンバーを応援したいという気持ちがある。それを保つための警備と言われるのなら仕方がない。今日は探知機が使われると聞いていたので貴金属類は外してきた」。愛知県の会社員、足立優衣さん(20)も「これまで5回くらいイベントに参加した。直接触れ合える身近さがAKBの魅力。セキュリティーはしっかりしてもらいたい」と話した。
一方で、会社員の男性(50)は「警備は必要なことだと思うが、今日のイベントは握手会と違ってメンバーまで距離がある。ここまで厳重にチェックすることが本当に必要なのか」と指摘した。【山本将克、松本惇】
最終更新:6月7日(土)22時14分