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 前回要請の政党・団体 見合わせ

 秋の知事選をめぐり、前回選挙で佐藤雄平知事の立候補表明のお膳立てをした政党や団体が立候補要請を見合わせている。佐藤知事が立候補しなかった場合に他党候補への相乗りなどの余地を残す思惑もある。民主党県連幹部は来週にも佐藤知事に意向を確認する。

 4年前の前回知事選では、佐藤知事の立候補表明に先立ち、日本商工連盟福島地区や県農業者政治連盟などが2月に立候補を要請。その後、連合福島や民主党県連、無所属の県議らでつくる4者協議会も要請し、6月15日の表明に向けた環境整備をした。

 東日本大震災への対応が批判される現在と違い、佐藤知事の支持率は朝日新聞社の世論調査でも66%に達し、自民党県連は自ら相乗りを求めて歩み寄った。

 これに対し、今回は各党、団体とも「待ち」の姿勢だ。県連代表の増子輝彦参院議員は5月1日、県連会合後に「知事の意向を確認したい」と発言。今月2日に開かれた4者協議会の非公式会合も、この方針を追認した。連合福島幹部は「現職が立候補しなければ自民党候補の支援に回ることも想定される。(対立を明確にする)要請には踏み切れない」と話す。