- [PR]
国際
【親日・台湾はいま】「怖いのは中国の以経促統」 若者は文化通じ、日本に親近感 (交換留学生・許氏インタビュー)
でも、文化だけでは不十分です。
もっと経済的な関係も深めてほしい。台湾はWTO(世界貿易機関)に加盟していますから、この枠組みで、日台間に自由貿易協定(FTA)のような、何らかの協定を結んでもらいたいです。
なぜ、私たち台湾人がこのように考えるのか-。背景には、中国が進める「以経促統」という政策があります。「経済を以て統一を促す」という意味です。経済交流を拡大し、台湾の中国市場依存度を高め、台湾を絡め取る戦略といってもよいでしょう。
中国は過去、軍事・政治の面から台湾に干渉しようとして、失敗しました。だから経済と文化を手始めに、台湾を侵食しようとしているのです。
ところが馬総統は2008年の就任以来、「中国から世界へ」というスローガンを唱えています。中国との問題を解決し、その後に世界に打ってでる-という考えです。
でも、これは明らかに間違っています。だって、中国が台湾の取り組みを妨害しないなんて信じられますか?
関連ニュース
- [PR]
- [PR]