- [PR]
国際
【親日・台湾はいま】「怖いのは中国の以経促統」 若者は文化通じ、日本に親近感 (交換留学生・許氏インタビュー)
台湾に住む2300万人の中でも、特に30歳以下の若い世代は「親日」の傾向が強い。幼い頃からアニメや音楽などの文化を通じて、日本に親しんでいるからだ。馬英九総統が進める中国との「サービス貿易協定」に反対し、3週間にわたって立法院(国会に相当)を占拠したのも、こうした若い世代だった。交換留学生として九州大で学ぶ台湾大の許彩誠氏(23)=福岡市在住=は、台湾に一時帰郷し、運動に参加した。親日家であり知日家でもある許氏は「中国は経済交流を通じて台湾を絡め取ろうとしている。台湾にとって、日本との経済関係強化が重要だ」と指摘した。(大森貴弘)
馬英九総統の中国への傾倒が目立つ中で、日本の人々や政府には、台湾とのさらなる交流拡大を望んでいます。
私は高校時代に日本のアニメ「攻殻機動隊」を見て、ストーリーの奥深さにひかれ、日本に関心を持ちました。そして台湾大学の日本語文学科に進学したのです。
私だけでなく、学生の間で日本への関心はとても高い。テレビでは毎日のように、日本のアニメやドラマ、Jポップと呼ばれる音楽を放送していますから、興味を持つのが当たり前ともいえますが…。台湾の若者にとって、日本文化は生活の一部と言えるかもしれません。
関連ニュース
- [PR]
- [PR]