■子どもが歩くようになった。
その歩き方がおもしろい。
両手を鳥が飛ぶようにぱたぱたふりながら、左右に体を揺らして歩く。たぶんその動きでバランスをとってるのだと思う。頭が重いし、手足が短いからそうしないと転ぶのだろう。
よく昭和の古い映画や動画を見るとフィルムの関係でか、人間の動作が少し早送りしたようなカクカクした感じに見える。ちょうど子どもの歩き方もそれに似ている。いや、エリマキトカゲの方が近いかもしれない。
転びそうでいつも少しドキドキしながら見ている。
両手をぱたぱたしながら、嬉しそうに人の腹だとか背中に飛びこんでくる。
時々、背中にしがみついてくる。見えないふりをして探すと、にこにこ笑ってこちらの顔を覗きこんでくる。おもしろい。
