東京五輪組織委に「参与」新設　専門家就任へ

　２０２０年東京五輪・パラリンピック組織委員会が専門的な見地から武藤敏郎事務総長に助言する「参与」を新設し、元検事総長の但木敬一弁護士や動画投稿サイトを運営するドワンゴ取締役の夏野剛氏らが就任することが３日、関係者の話で分かった。５日の理事会で正式に決まる。

　ほかに２０年東京五輪の招致委員会で評議会事務総長代行を務めた樋口修資明星大教授や、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）委員に公式服装を提供するサプライヤーだったスポーツ用品大手ミズノの上治丈太郎相談役、国際公共政策研究センターの田中直毅理事長も就任。各分野の専門家の協力を得て、関係機関との折衝を進める。