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サイ・ゴダード(3月18日)
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【スポーツ】<首都スポ>青学大金星 前回王者 明治倒した2014年6月3日 紙面から
◇関東大学サッカー アミノバイタル・カップ大学サッカーの関東王者を決めるアミノバイタル・カップ、第3回関東大学トーナメント大会兼総理大臣杯関東予選2回戦が2日、静岡県裾野市の時之栖スポーツセンター裾野グラウンドで行われ、関東リーグ2部5位の青学大が前回大会優勝の明大(同1部)を延長の末2−1で破った。2部6位の法大も、1部2位の順大を延長の末3−1で下すなど波乱の開幕。1部4連覇を目指す専大は東京学芸大(2部8位)に、昨年の総理大臣杯優勝の流通経大(1部8位)は東洋大(2部3位)にそれぞれPK勝ちした。 青学大が今年も“大物食い”ぶりを発揮した。前回覇者の明大を相手に逆転勝ち。開始早々に先制されながらも追いつき、延長に入って勝ち越した。試合を決めたのはFW角宮健介(3年・桐蔭学園)。延長後半2分、鋭いカウンターから相手の裏を取り、DFの追走を振り切って価値ある得点を蹴り込んだ。 青学大は前回、前々回と、2年連続して、その前年の1部リーグ王者である専大から勝利を収めてきた。宮崎純一監督が「なぜかカップ戦になると結構強いんです」と自負する集団が、今回もまたジャイアントキリングを成し遂げた。 スタミナ面では明大の方が上と思われた。試合が長引いた場合にはガソリン切れになることが心配されたが、内容でも上回っての堂々たる戦いぶりだった。指揮官は「最後まで走り切って勝てたことが一番評価できる点です」と目を細めた。 殊勲の1トップは「最高の気分です。その前にチャンスを2回逃してチームに迷惑をかけていた部分があったので、絶対に何とかしたいと思っていました」と笑顔で振り返った。 ただし、まだ総理大臣杯の出場権獲得が決まったわけではなく、喜んでばかりはいられない。しかも昨年は専大を倒したにもかかわらず、そのあと敗れて全国大会行きを逃した苦い経験がある。 その点を重々承知している選手たちは試合終了後、「次の試合でフルパワーを出せるようにいい準備をしよう」と声をかけ合い、気持ちの切り替えを図った。前回と同じ轍(てつ)は絶対に踏まない。一過性の波乱劇で終わらせることなく、さらに上位へと進出していくつもりだ。 (関孝伸) ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」面がトーチュウに誕生。連日、最終面で展開中 PR情報
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