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なぜ米国業界はTVドラマ製作に巨費を投じ続けることが可能なのか!?

ハリウッド発のTVドラマの「質」が映画並み、いや、作品によっては注ぎ込まれている「制作費の額」と「内容の充実度」が映画を越える、と言われるのが当たり前になった時代...。

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地上派のドラマの"1話平均"の制作費が約3億円、一般ケーブル局なら約2億円、シリーズの大ヒットを狙って勝負を賭ける初回パイロット版(第1話)はトップクリエーターが手がけるものなら5億~10億円の作品がざらにある。
今から10年前に、新たな群像劇のスタイルで視聴者を惹き込んだ『LOST』は、2時間構成のパイロット版に約14億円(当時)を注いだと伝えられている。(※ この額は、有料のプレミアムケーブル局であるHBOなどの、潤沢な投資ができる作品の予算にも劣らないほどだ)。

20140605_c01.jpgスターの出演料も制作費のうちの大きな割合を占めるが、海外ドラマブームの火付け役となった『24』を牽引したキーファー・サザーランドは、人気のピーク時の契約ではなんと3シーズンで40億円という報酬を得ている。
1エピソードあたり5000万円以上を稼ぎ出し、TV界で最も高い収入を手にするスターの一人となったキーファーは、その後の『TOUCH/タッチ』のような新たな挑戦作品(2012年)でも1話につき2000万円以上でサインしているというから驚きだ。

それだけではない。大人気のシットコムでも、今では懐かしい『フレンズ』のキャストが絶頂期には1エピソードで一人約1億円を超えてしまったというのは有名な話で、『チャーリー・シーンのハーバー☆ボーイズ』の主演チャーリーは、最高時には1エピソードで1億7000万円前後の出演料だったとメディアは伝えている(※ ここまでギャラが膨れ上がるのは、稀ではあるが)。

こんなケタ外れな額の制作費を注ぎ込み、なおかつ利益をあげることが一体なぜ可能なのだろうか?

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ライタープロフィール

尾崎英二郎
尾崎英二郎

リアリズムを追求する米国の演技手法を日本で学び、NHK『あぐり』でTVデビュー。

99年のNYオフ・ブロードウェイ公演『ザ・ウインズ・オブ・ゴッド』で現地メディア批評家に演技を称賛され、その後アメリカの映画/TV業界を目指す。03年、侍のアクションメンバーとして出演した『ラストサムライ』をきっかけに人脈を広げた。

06年に主要キャストとして日本から抜擢された『硫黄島からの手紙』でハリウッドへの扉をこじ開け、ついに念願の本格渡米を実現。

米TVシリーズ『TOUCH/タッチ』『フラッシュフォワード』『HEROES/ヒーローズ』など、自らの出演体験をもとに、ハリウッドのシステムの凄みを伝える。

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