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【芸能・社会】

長山洋子、伝説の鐘にヒット祈願 新曲「恋の津軽十三湖」PR

2014年5月28日 紙面から

津軽伝説「夫婦鐘の悲恋物語」のゆかりの地・長円寺の男鐘を鳴らした長山洋子=青森県五所川原市の長円寺で(江川悠撮影)

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 演歌歌手の長山洋子(46)が27日、津軽三味線の発祥の地・青森県五所川原市金木町の津軽三味線会館屋外特設ステージで、新曲「恋の津軽十三湖」(28日発売)の発表ミニコンサートを開催した。

 同曲は約300年前から伝わる津軽伝説「夫婦鐘の悲恋物語」がモチーフ。五所川原市の長円寺と弘前市の長勝寺が京都の大工に夫婦鐘を依頼したが、2つの鐘を積んだ船が十三湖で嵐に遭い転覆。男鐘は引き上げられたが、女鐘は湖に沈んだまま。長円寺の鐘が鳴るたびに十三湖からすすり泣く声が聞こえるという。

 津軽三味線の澤田流名取であり、2008年に五所川原市から津軽三味線大使に任命された長山。立ち弾きで歌う楽曲は「博多山笠女節」以来約3年3カ月ぶりとなる。この日は集まった約1000人の地元ファンの前で新曲のほか、代表曲「じょんから女節」「捨てられて」など5曲を披露した。また、伝説ゆかりの地・長円寺を訪問。男鐘を鳴らしてヒット祈願も行った。

 長山が大使になって以来、子供たちがたくさん津軽三味線を習い始めた。金木小学校では三味線部もあり、定期的に交流を続けている。

 長山は「(東京出身なのに)よく東北出身に間違えられるんですが、五所川原は第2のふるさと。新曲を発表するのはここしかないと思っていました。地元から全国に広めていきたい」と決意表明した。

 日米ハーフの長女・まこちゃん(3)も自宅に飾られている津軽三味線で遊んでいるという。「でも、最近は『アナと雪の女王』の歌が大好き。私が英語バージョンを教えてもらっているぐらいです」と苦笑していた。

◆ASKA容疑者の「大ファン…言葉ない」

 長山がアイドル歌手時代の85年にリリースした5枚目シングル「ゴールドウィンド」は、覚せい剤所持や使用で逮捕された「CHAGE and ASKA」のASKA容疑者(56)が「飛鳥涼」名義で作詞作曲した楽曲。衝撃の逮捕について、長山は「私のたっての希望で曲を書いていただきました。人柄も作品もすべて大ファンだったので言葉がなかったですね」と表情を曇らせた。

 

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