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【サッカー】

岡崎 新兵器スパイク「婆娑羅」

2014年5月25日 紙面から

ミニゲームでシュートを放つ岡崎(手前)=鹿児島県指宿市(沢田将人撮影)

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 日本代表FW岡崎慎司(28)が、世界で唯一の新スパイクを使用してワールドカップ(W杯)ブラジル大会に臨むこととなった。24日までに、契約するミズノ社がW杯後の7月に発売する開発中モデルを、前倒しで使用する方針を固めた。同社が岡崎の走り方を研究し、力をピッチに無駄なく伝える新構造を開発。最高の相棒を得て、初戦ペルナンブコ・アリーナのピッチを踏む。

 現役日本最強ストライカーが、これ以上ない新兵器で武装した。岡崎が真っ黒にカラーリングされた試作品を指宿キャンプ初日から使い始め、24日で4日目。「まだまだ非公式なんですけど」と苦笑いで前置きしつつ、「十分足にしっくりきている」と好感触を明かした。

 契約するミズノの関係者によると、品名は「BASARA(バサラ)」。7月に発売予定のためブラジルW杯までに一般には流通しない。W杯でも使用する選手は岡崎だけとなる見込みだ。

 多機能なものでは本田、吉田が使用する「イグニタス3」が知られる。岡崎の「バサラ」はスピードに特化したもの。速さを求めたタイプなら、すでに同社の超軽量モデル「モレリア」シリーズがある。ただ、これとは別のコンセプト。素材と、芝をかむ「スタッド」というびょうに特長がある。ステップを踏んだ際に生まれるシューズのねじれを利用し、力を逃がすことなく足を運べる仕組みだという。

 ボールを持っていないときの走りの数や質に特長のある岡崎。「自分の動きに特化しているんで、そういう意味では他のスパイクとは全然違う」とすでに愛着たっぷりの様子で説明した。

 バサラは「婆娑羅」とも書く。日本の南北朝時代に流行した破天荒な服装や振る舞いをそう表現する。今季、ドイツ・ブンデスリーガで15得点。欧州主要リーグ日本人最多得点を更新する岡崎にふさわしい名を冠した一足だ。型にはまらない進化を続けてきた男が、ブラジルの地で再び常識を破る。 (宮崎厚志)

 

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