蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【サッカー】内田 代表で6年ぶりゴール2014年5月28日 紙面から ◇キリンチャンレンジカップ2014 日本1−0キプロス日本代表では2008年6月以来、実に6年ぶりとなるゴールを、内田は狙っていた。前半43分、ゴール前で香川のシュートがブロックされたこぼれ球に飛び込む。最初のシュートは相手DFにはじかれたものの、跳ね返ってきたボールを右足で冷静に押し込んだ。 ゴール後、駆け寄るチームメートをかわし、ベンチ前でスタッフと抱き合った。「ゴールは狙ってた。(アスレチックトレーナーの)前田さん、(代表ドクターの)池田さん、(コンディションコーチの)早川さんの3人のために取りたかった。選手ばかりがスポットライトを浴びる中で、感謝の気持ちを伝えるのにゴールが一番分かりやすかった」と、その真意を明かした。 右太もも裏を肉離れしたのが2月9日。診断の結果、腱(けん)の断裂も告げられた。W杯出場も危ぶまれる中、「毎日、ドクターは連絡をくれて、ドイツまで来てチームのドクターと話してくれた。リハビリもトレーナーやコーチのおかげで安心して練習できたし、頼りにしていた」と、復活を手助けしてくれたスタッフには感謝してもしきれない。 4年前はコンディション不良と、本大会直前に岡田監督の信頼を失い、出場機会を得られなかった。「4年間苦しかったけど、そのまま終わるんじゃなく、何か自分を変えなきゃと思ってやってきた。無駄にしちゃいけない」。そんな気持ちで今大会を迎える。「まだまだ山あり谷ありです。でもリバウンドもないし、このままいけば問題ない」。感謝を胸に、内田は初めてW杯の舞台に立つ。 (荒川敬則) PR情報
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